注意
• 蓋の付いたトレーを持ち上げる際には、蓋とトレーをつなぐラッチがしっかり固定されていることを事
前に確認してください。
• 本トレーは、搬送用の容器としての使用を意図して設計されていません。損傷を避けるため、すべての
器具を取り出し、別々に包装してください。
• トレーを再処理する際は、強アルカリ溶液を使用しないでください。アルカリ溶液はアルミニウム製の
構成部品と反応し、恒久的な損傷をまねくおそれがあります。
• 本トレーを再処理する際に、金属製のブラシ、研磨パッド、またはその他の研磨性のクリーニング補助
具は使用しないでください。これらは、恒久的な損傷を生じる可能性があります。.
• 本トレーを再処理する際に、(塩素や苛性ソーダなどの)作用の強力な化学物質、または有機酸または
アンモニア性の酸または溶媒(アセトンなど)は使用しないでください。これらは、恒久的な損傷を生
じる可能性があります。
• この滅菌用トレーは、本IFUに記載されているデバイス/器具にのみ使用してください。
• 注意:米国連邦法により、本製品は医師の注文または指示による販売に限定されています。
再処理における制限
手順
これらの手順が適用されるのは本滅菌用トレーのみです。各器具の再処理手順については、それぞれの器
具の使用説明書を参照してください。
使用時
保管および輸送
1 .. ク リーニングは使用の30分
後に検証しました。
洗浄の準備
• この再処理手順はISO 17664に従って提供されています。
• 本手順が本トレーの再使用準備に利用できることは製造元により検証済
みですが、処理担当者は再処理が実際に行われる施設の機器、材料、人
員により必要な結果が得られることを自らの責任で確認してください。
これには通常、プロセスの検証と日常的な監視が必要です。
• 適切な手順で処理を行うことにより、本トレーに与える影響を低減でき
ます。製品寿命は通常、使用による磨耗と損傷で判断します。
• このトレーには、蒸気滅菌法以外は使用しないでください。他の方法で
滅菌した場合は検証されておらず、トレーや器具の性能が顕著に損なわ
れるおそれがあります。
• 本トレーを溶液中で必要以上に長く放置しないでください。通常より製
品寿命が短くなるおそれがあります。
• 不適切な処理に起因する損傷は保証対象外となりますのでご注意く
ださい。
• 使い捨てのペーパータオルで、トレーから大きな汚れを拭き取ります。
• 自動洗浄法を用いる場合は、使用後すぐにトレーを蒸留水ですすぎます。
• 器具とトレーは、使用後できる限り迅速に再処理してください。.
• 洗浄は、各処置の後、血液、生理食塩水および残屑が乾燥する前になるべ
1
く早く
実施してください。
• トレーは、本体、蓋、ラック、シリコーン製マットなどの構成部品に分
解します。
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