2.4 電気的接続
変換器の注文時にヴァイサラケーブル CBL210392-5M を付けた場合、 ケーブル
は配線オプション 1 に従って、すでに変換器に事前に接続されています。
配線図とヴァイサラケーブル CBL210392-5M の線の色については、 配線に関す
る折り込みページを参照してください。
ケーブルが予備配線されていない場合:
• 六角レンチ(5 mm、付属)
• 中型レンチ 2 個(24 mm)
• マイナスドライバー(2.5 mm)
• ワイヤー切断用ペンチ
• 適切なケーブル。以下のケーブルをヴァイサラに注文可能です。
• 5 m のシールド PUR ケーブル(注文コード:CBL210392-5MSP)
• 10 m のシールド PUR ケーブル(注文コード:CBL210392-10MSP)
以下の手順は、最初の折り込みページの番号の付いた説明図に対応しています。
1. 5 mm 六角レンチを使用して電子回路ハウジングを開き、ネジ端子にアクセスします。
2. ケーブルグランドの上部にあるナットをレンチ(24 mm)で所定の位置に固定し、別
のレンチ(24 mm)でグランドのシーリングナットを緩めます。
3. ケーブルをシーリングナットとラバーシールに通します。シールドをラバーシールの
端にかぶせます。
4. ケーブルをケーブルグランドに 通します。ラバーシールをシールドの所定の位置に再
度貼付します。余分なシールドを切り取ります。シーリングナットをレンチ (24 mm)
で締め付けます。
5. ネジ端子台(2 個)を回路基板から引き抜きます。
6. 選択した電気的接続オプションに応じて、着脱式ネジ端子に配線を接続します。配線
図については、配線に関する折り込みページを参照してください。デジタル出力
(RS-485)の配線は、すべての 配線オプションで同じです。
表 21 配線オプション
オプション
1
2
3
4
112
定義
アナログ出力用の独立したループ電源とガルバニック絶縁です。
変換器の注文時にヴァイサラケーブル CBL210392-5M を付けた場合、この
オプションに従ってケーブルが 事前に配線されます。
アナログ出力用の共通のループ電源とガルバニック絶縁です。
変換器の電源を共有するアナログ出力用の非絶縁構成です。
オプション 3 の代替配線で、アナログ出力用の電流ループ領域を低減でき
ます。
M211736EN-D