維持管理
保守スケジュール
保守のスケジュールは以下の時間、または期間 (先に
来た方) 間隔に従います。以下に示すような悪条件で
使用する場合、より頻繁な保守が必要です。
最初の5時間
オイルの交換
8時間ごと、または毎日
オイルレベルの点検
汚れのクリーニング
25時間ごと、または毎日
エンジンのエア フィルターの掃除
プレ クリーナーを掃除して下さい(装備されている
場合)
50時間ごと、または年に1回*
オイルの交換*
スパーク アレスターの掃除と点検
年に一回
スパークプラグの交換
エア フィルターの交換
空気冷却システムのクリーニング*
ポンプ内部に溜まった泥の掃除
*ほこりや汚れがひどい状況下で使用する場合は、より頻繁な保守
が必要です。
一般的な推奨事項
定期的な保守は送水ポンプの性能を向上し、耐用年数
を伸ばします。アフターサービスはブリッグス アンド
ストラットン認定修理店へお問い合わせください。
据付や大掛かりな修理作業は専門の訓練を受けた担当
者のみが行うようにしてください。
オペレータの誤使用や過失とみなされたものについて
は、送水ポンプの保証対象外となります。全額保証を
受けるためには、オペレータは送水ポンプを本取扱説
明書の指示に従って維持する必要があります。
警告 機械の安全を確保するため、部品は購入時に
メーカーから提供されたものまたはメーカーが認可し
たもののみをお使いください。送水ポンプの部品交換
についてのご質問等がございましたら、まずは当社ウ
ェブサイトBRIGGSandSTRATTON.COMをご覧くださ
い。
保管
30日間を超えて本装置を保管する場合は、下記ガイド
ラインを参考に保管の準備をしてください。
燃料システムの保護
30日以上保管すると燃料が劣化する恐れがあります。
劣化した燃料は、燃料システムや要なキャブレター部
品に酸やガムが生成され堆積する原因となります。
指示に従って燃料劣化防止剤が追加された場合、エン
ジンからガソリンを抜くことは不要です。保管する前
にエンジンを屋外で2分間運転し、燃料システム全体
に劣化防止剤を循環させます。
エンジン内のガソリンに燃料劣化防止剤を添加しない
場合、既定の容器にドレインする必要があります。
燃料が切れて止まるまで屋外でエンジンを回転しま
す。鮮度を保つため、保存容器にも燃料劣化防止剤を
使用することを推奨します。
警告 燃料とその蒸気は燃焼性と爆発性が非常に高く、
場合によってはやけど、 火災もしくは爆発
の原因となって死亡や重傷を招く恐れが
あります。
燃料またはタンクに燃料が入った装置の保管
• 燃料の気化ガスに引火する可能性があるので、 炉、 ストー
ブ、 給湯器、 衣類乾燥機、 およびパイロッ ト ランプやその他
の着火源を持つその他の器具からは離れた場所で保管し
てください。
燃料のドレイン
• ポンプをOFFにし、 2分以上冷やしてから燃料キャップを外
します。 キャップはゆっく りと緩めてタンク内を減圧します。
• 屋外で燃料タンクをドレインします。
• 燃料はスパーク、 直火、 パイロッ ト ランプ、 熱、 その他の引火
の原因となるものから遠ざけてください。
• 決して煙草に火を付けたり、 喫煙したりしないでください。
保管に関するその他のヒント
1 . 季節をまたいで燃料を保管する場合は必ず、 燃料システ
ムの保護に関する記載内容に従って燃料を処理した上で
保管してください。
2 . 送水ポンプは、 湿気をため込まない適切な保護カバーを
かけて、 清潔で乾燥した場所に保管してください。
警告 保管用カバーが原因で火災が発生し、 その結果死
亡や重傷を招く恐れがあります。
• 高温の送水ポンプには保管用カバーをかけないでください。
• 装置にカバーをかける前に十分な時間をかけて装置を冷ま
してください。
9