図
の取り付け
A.
片手でフォークを支えながら (図 2)、 スターナッ ト取付ツール
スターナット
とハンマーを使って新しいスターナッ トを取り付けます (図
10)。
図
図
B.
ステアチューブを消毒用アルコールできれいに拭きます。
圧縮プラグの取り付け
A.
圧縮プラグ取付説明書の通りに圧縮プラグを準備します。
B.
圧縮プラグをメーカーの指定のトルク値へと締めます。
図
2. フォーク、 スペーサー、 ステム、 すべての ヘッ ドセッ トコンポーネン
トをヘッ ドチューブへと再度取り付けます (図 11)。
注: この時点では、 ステムクランプボルトまたはステムキャップボル
トを完全にきつく締めないでください。
警告: カーボン製ステアチューブの場合、 ステムとステアチュー
ブの間のインターフェイスにグリースまたはカーボンアセンブリコ
ンパウンドを塗布しな いでください。
図
図
3. ハンドルバーを、 メーカーの説明書に従い取り付けます。
4. ホイールをフォークに取り付け、 タイヤ、 フォーク、 フレームの間に
適切な間隔ができるよう位置合わせします。 クイックリリーススル
ーアクセルまたはボルトオンハブを仕様通りに締めます。
警告: 少なく とも 6 mm の間隔をタイヤ、 ホイール、 およびフォー
ク、 フレームまたはその他コンポーネントのあらゆる部材の間で維
持してください。 間隔が不適切であると異物が混入して損壊の原因
となり、 重傷を負う恐れがあります。
警告: クイックリリースまたはスルーアクセルの調節が不適切で
あると、 ホイールが固定され重傷を負う恐れがあります。
6400 West 105th Street // Bloomington, MN 55438 // 1-855-883-6563 // www.mswbike.com
ASTM 3 カーボン & メタルフォーク取付説明書
5. ハンドルバーをフロントホイールに対して垂直に位置合わせしま
す。 トルクレンチと六角ビッ トソケッ トを使って、 ステムキャップボル
トをメーカーの 仕様通りに締めます。 トルク値が指定されていな
い場合は、 1.6Nm (15 in-lb) に締めます。
6. ステムクランプボルトをメーカーの仕様通りに締めたら、 フォーク
の取り付けは 完了です。
警告: 締め付けたステムのフォークに対する位置ずれは、 決して
無理に是正しないでください。 必ずステムからステアラーへのチュ
ー ブボルトを先に緩めてください。 その後調節してから仕様通り
にボ ルトを再度締めます。
警告: ハンドルバーとステムの取り付けが不適切であると、 重傷
を負う恐れがあります。
7. フロントブレーキをメーカーの説明書に従い取り付け調節します。
警告: ブレーキの取り付けと調節が不適切であると、 重傷を負う
恐れがあります。
フォークの日常点検および継続的メンテナンス
警告: すべての自転車部品には寿命があります。 通常の摩耗、 損傷、
衝撃、 無謀な使用、 日常メンテナンス怠慢により予期せぬ不具合が起こ
り、 重傷を負う恐れがあ ります。 毎回乗車前に、 自転車に摩耗、 応力疲
労、 衝突関連の損傷がないか点検し てください。 コンポーネントが適
切に動作しない、 または傷、 ひび、 曲がり、 ほつ れ、 変色が見られる、 ま
たはきしむような音がする場合は、 すぐに販売店で自転車を点検して
もらいます。
警告: ステアチューブを適した長さに切る以外、 フォークには一切改
造を加えないでください。
フォークを改造すると、 フォークまたはその他のコンポーネントが故障
し重傷を負う恐れがあります。
カーボンコンポーネントの点検法
カーボンコンポーネントには光沢または 輝きがみられ、 「 深み」 が感じ
られるはずです。 層間剥離したエリアはく もったように、 または半 透明
に見えます。
毎回乗車前に自転車全体を目視点検します。 特に、 フォークやハンドル
バーといったカーボンコンポーネントに注意を払います。 ひび、 破損、
欠け、 裂け、 または 層間剥離がないか点検します。 不具合が見つかっ
た場合は、 乗車しないでくださ い。 自転車のコンポーネントの状態がよ
く分からない場合は、 販売店にご相談く ださい。 コンポーネントが損傷
した自転車に乗らないでください。
警告: カーボンコンポーネントのひび、 欠け、 破損、 裂け、 または層間
剥離は深刻な状態です。 これらの状態がみられる自転車には乗らない
でください。 ひびや損傷があるカーボンコンポーネントは突然故障し、
損壊や重傷に繋がる恐れがあります。
カーボン層間剥離を見つける方法:
物理的な点検を行う: 布でカーボンコンポーネントを拭き、 隆起してい
る、 柔らかい、 変形している、 スムーズでなくなっている箇所や範囲が
ないか調べます。
異常なきしみ音がないか聞く: 損傷または劣化したカーボンコンポー
ネントが動く または応力を受けるときしむような音がします。 この音源
を探し出し、 カーボンコ ンポーネントに沿ってプラスチックのスクリュ
ードライバーハンドルで軽く叩き ます。 叩く と、 硬く鋭い一貫した音が
するはずです。
鈍いまたはく ぐもった音がする場所に印をつけ、 プロの自転車整備 工
に点検してもらいます。
補助点検
自転車のコンポーネントを定期的に点検し、 すべてのボルトがメーカ
ー仕様に 従う適切なトルク値であるか確認します。
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