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画像内の干渉には以下の原因が考えられます :
•
鉄筋塵埃
•
鉄筋交差部の緊結鋼線
•
強磁性の骨材
•
スキャン面に平行して鉄筋の終端部がある
•
スキャン面に垂直に鉄筋の終端部がある (縦方向
の鉄筋)
注意事項
干渉領域で計算された直径とかぶり厚は正確では
ない場合があるので、 注意して使用しなければ
なりません。
突出した支柱および鉄骨梁のスキャン
鉄筋の損傷が許されないケースでは、 構造物の少なくとも 3 面からイメージスキャンを行ってください。
これにより腹鉄筋 (コンクリート中に斜めに配置されている) を検知することができます。
簡単な鉄筋径チェック
第 2 の交差した位置のかぶり厚を第 1 の位置のかぶり
厚から減算することで、 第 1 の位置の直径を簡単にお
おまかにチェックすることができます。 しかしながら
これは、 両位置が互いに接していているか、 あるい
は両位置が極めて接近していることが前提となります。
5.16.6 PC ソフトウェア
Hilti PROFIS Detection PC ソフトウェアでは、拡張解析、レポートの作成、データ保管、他のソフトウェア
の画像およびデータのエクスポート、 大きな容量のデータの自動バッチ処理を簡単に行うことができます。
Hilti PROFIS Detection MAP ソフトウェアは、 大きなデータ量を 1 つの画面に統合して 45x45 m までの解
析を可能にします。
ユーザーマニュアルはソフトウェアのヘルプ機能に収録されています。
6 故障時のヒント
6.1 故障かな? と思った時
故障
クイックスキャン探査中にス
キャナーが記録を行わない。
クイックスキャン記録中にス
キャナーが記録を行わない。
416
日本語
Printed: 14.11.2016 | Doc-Nr: PUB / 5314765 / 000 / 00
考えられる原因
0.5 m/s の最大スキャン速度を超
過した。
0.5 m/s の最大スキャン速度を超
過した。
解決策
▶ 確定ボタンを押して測定を繰
り返す。 スキャナーをスキャ
ン対象の表面にそってゆっくり
と動かす。
▶ 確定ボタンを押す。 記録手順
を開始位置あるいは最後のマー
キング位置から繰り返す。 ス
キャナーをスキャン対象の表
面にそってゆっくりと動かす。