6.2
集塵トレーのダストを廃棄する
設定された時間間隔になると(5.4.2 章参照)、集塵トレーを空にするよう、リクエストが表示されま
す:
♦ ビープ音が3回鳴ります。
♦ 「dust drawer full(集塵トレー・ダスト廃棄)」のサインが
表示されます。
♦ ディスプレーに「FULL(満杯)」が表示されます。
集塵トレーを取り外す前に、フィルタークリーニング機能を実行
してください:
⇒ エンターボタン(30)を2秒間押します。
♦ フィルタークリーニング機能が実行されます。
フィルターの清掃が終わったら:
⇒ 集塵トレーのクランプファスナー(4A)をはずします。
⇒ 集塵トレー(4)を手前に引き出します。
⇒ リテイニングリング(16、図1)を外します。
⇒ 廃棄用バッグを密閉して、ゴミが漏れないようにしてから取り
外し、確実に廃棄してください。
廃棄の際には、地域の規定および事故防止規則を遵守してください!吸い出された材料に応じて、個人
用保護具を着用する必要があります。。
⇒ 新しい廃棄用バッグを保持リングに通し、両端をリテイニングリングの上に折
りたたみます。
⇒ リテイニングリングを付けた廃棄用バッグを集塵トレーに入れます。リテイニ
ングリングは、マグネットを使って集塵トレーに保持されています。廃棄用バ
ッグに関して以下のことを確認してください:
- 集塵トレーの側壁にフィットしている。
- シーリング面を覆っていない。
⇒ ダストドロアーを再度挿入し、奥まで押し込みます。
⇒ クランプ留め具(4A)を締めます。
⇒ エンターボタン(30)を押してください(時間間隔を記録するカウンターがリセ
ットされます)。
♦ ビープ音がその情報をお知らせします。
♦ 集塵トレーディスプレー(23)が消去されます。
集塵トレーが空にされないと、「Dust drawer full(集塵トレー・ダスト廃棄)」と「FULL(満杯)」
のサインが引き続き表示されます。装置のスイッチを切り、再びスイッチを入れると、3回ビープ音が鳴
り、集塵トレーを空にすることをお知らせします。
6.3
ファインフィルターの交換
フィルタークリーニングの有効性は、流速を(内部圧力センサーで)モニターし判断されます。
2時間経たないうちに、連続して数回フィルタークリーニングが必要になる場合は、ファインフィルタ
ーがひどく目詰まりしていて、フィルタークリーニングでは十分な効果が得られないということですの
で、ファインフィルターの交換が必要です。
これは、以下の通りお知らせします:
♦ ディスプレーに「FILt」が表示される
♦ 15分の間に、1回3分間の長いビープ音が2回鳴ります。
吸引のスイッチを切ると、エラーメッセージは消えます。
ファインフィルターの交換が求められた場合、繰り返しクリーニングをしても吸引力が十分に改善され
ない場合や短時間しか改善しない場合は、必ず直ちにファインフィルターを交換してください。
さらに動作させると、装置が故障する可能性があります。
► 基本的にファインフィルターは2年ごとに交換するべきです。
ファインフィルターは、いかなる場合でも(圧縮空気、ブラシ、水などを使用して)手動で清掃しない
でください。フィルターを破損する恐れがあります。
圧縮空気は使わないでください!堆積した埃を吹き飛ばすために圧縮空気を使用することは、一般的に
認められていません。
ファインフィルターを交換する際に、粉塵への曝露が増える危険性があります。そのため、以下の対策
が必要です:
4A
4
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図 14
ja
図 15