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MIDI設定の作業を終了し、 設定を保存するに
は、 FX LOOPとREVERBの両方のONボタンを3秒
以上押し続けます。 両方のボタンが消灯し、 アン
プは通常の動作モードに戻ります。
3.3 工場出荷時の設定および、 工場出荷時の設定
に戻す方法 (ファ ク トリー ・ リセッ ト)
アンプを工場出荷時の設定に戻すには、 MIDI
LEARNとFX LOOP ONの両方のボタンを5秒間押
し続け、 MIDI LEARNボタンが点灯するのを待ちま
す。 MIDI LEARNボタンから手を放すと、 ボタンが
1回点滅して、 ファク トリー ・ リセッ トが正常に行わ
れたことを示します。
工場出荷時の設定:
• OMNI ON
• MIDI チャンネル 1
工場出荷時のサウンドの設定は以下の通りです。
MIDIプ
プリアン
ログラ
プチャン
ム
ネル
1
クリーン 36 ワッ ト
2
クランチ 36 ワッ ト
3
リード
4
クリーン
5
クリーン 18 ワッ ト
6
クランチ 18 ワッ ト
7
リード
8
クリーン
9
クリーン
10
クランチ
11
リード
12
クリーン
13
クリーン
14
クランチ
15
リード
16
クリーン
最高アン
FXルー
リバー
プ出力
プ
ブ
OFF
ON
OFF
OFF
36 ワッ ト
OFF
OFF
0 ワッ ト
OFF
OFF
OFF
ON
OFF
OFF
18 ワッ ト
OFF
OFF
0 ワッ ト
OFF
OFF
5 ワッ ト
OFF
ON
5 ワッ ト
OFF
OFF
5 ワッ ト
OFF
OFF
0 ワッ ト
OFF
OFF
1 ワッ ト
OFF
ON
1 ワッ ト
OFF
OFF
1 ワッ ト
OFF
OFF
0 ワッ ト
OFF
OFF
4 TSC (チューブ ・ セーフテ ィ ・ コン トロール)
TSCはバイアスを調整し、 アンプのトーンや性能
を安定させ、 チューブの寿命を延ばす機能です。
この機能は自動的に常時作動するので、 特に何も
することなく利用できます。
真空管の交換も、 従来のアンプに比べてより早く 、
簡単かつ安全に行うことができます。 故障の際ば
かりでなく 、 異なるブランドの交換用チューブを
比較する時にも非常に便利です。
注意: 真空管の交換は、 資格を持った専門家の仕
事です ! TSCは専門家のバイアス調整の時間を
節約するための機能です。
LEDは何を表示するのか?
それぞれのLEDは、 同じ位置にあるチューブに対
応しています。 チューブの動作状況やバイアス ・
ポイントは、 通常のギター ・ ピックで簡単に確認
できます。
4.1 作動状態の自動表示:
全てのLEDが点灯している
アンプがスタンバイ ・ モードになっている間は、 全
てのLEDが点灯し続けます。 STANDBYスイッチを
PLAY側に切り替えて30秒ほどすると、 LEDは消え
ます。 LEDが点灯したままになっていれば、 ア ノー
ド ・ ヒューズが切れている可能性があり、 専門家
による交換が必要です。 アンプの電源を入れた段
階ですでにチューブが故障していると、 ア ノード ・
ヒューズが切れることがあります。 この場合、 TSC
はアイドル電流を測定する時間がないので、 故障
したチューブの動作を停止します。
LEDが1個も点灯していない
パワー ・ チューブは正常に動作しています。
1個のLED が点灯している
点灯しているLEDに対応した真空管が必要な電
流を発生しておらず、 動作が停止しています。 数分
経ってもLEDが消えない場合は、 このチューブを
交換しなければなりません。