4.0
電気接続
必要な電気出力を得る際、一定の条件を満たせば、モジュール
を直列および/または並列に接続することもできます。複合電
源回路では同型のモジュールのみをご使用ください。
SunPower モジュールはロックタイプの安全クリップのついた
コネクターと共に出荷されており、このコネクターは一度接続
されると特殊工具がないとモジュール間の取り外しができませ
ん。この、トレーニングされていない個人が負荷のかかったモ
ジュールを取り外す事を防止することは、次回の IEC 61730
の更新の際に適用されることが予想されています。
SunPower では、最低定格温度 85º C (185°F)で、配線すべてに
二重絶縁を使用することを推奨します。配線はすべて柔軟性の
ある銅(Cu)絶縁を使用してください。サイズの下限は適用する
規格によって決まります。少なくとも 4 mm
絶 縁 は 、 設 置 方 法 に 適 し 、 SKII (Safety Class II) and IEC
61730 の必要条件を満たしたタイプのもののみご使用ください。
システムおよび機器の接地
4.1
特定の条件(例えば、落雷防止)については、PV アレイの接
地やフレームの取付けに関する地方・地域の規格をご覧くださ
い。
SunPower 製太陽光発電モジュールを適切に接地するた
め、以下の表を参照ください
モデル名 / 接地
新SPRモジュールは、変圧器を
使わないインバータの使用が可能
です。フレームおよびシステムに
関する特別な要求はありません。
(フレームの機能接地を含む)
SPR-EYY-ZZZ
SPR-EYY-ZZZ-BLK
SPR-EYY-ZZZ-COM
SPR-XYY-ZZZ
SPR-XYY-ZZZ-BLK
SPR-XYY-ZZZ-COM
注意:NE モジュールは正極接地条件でもご使用可能です。
重要
最適な性能発揮のため、標準 SunPower モジュールに対しては、ガルバニ
!
ック絶縁インバータを用い、ヒューズで保護したアース端子に PV アレイの陽極
(+)を接続してご使用ください。また、全てのフレームについても必ず接地を
これを怠るとシステムのパフォーマンスが落ち、
行ってください。
モジュールの制限付き保証が無効になります。
PV
太陽電池モジュールのフレームからの接地はフレームの酸化被膜を貫通したクラ
ンプを用いるかまたはフレームの接地穴に銅線を直接ボルトで取り付けることに
より行うことができます。
正しい設置に関する情報は、弊社のウェブサイト
にアクセスし、関連する内容をダウンロードしてください。さらに詳しいこと
は、SunPower テクニカル・サポート support@sunpower.de.へ御連絡ください。
標準的なモジュールの設置
フレームの接地の際は、アルミと銅の直接の接触は避け、鋼や
錫などの材料を挟むようにして下さい。
直列接続
4.2
モジュールを直列に配線し、必要な出力電圧を得ることもでき
ます。最大システム電圧を超えないでください。
並列接続
4.3
2
をお勧めします。
標準SPRモジュールは正極接
地
が必要となります(下記の手順
を
参照ください))
SPR-ZZZE-WHT-D
SPR-ZZZ-WHT-D
SPR-ZZZE-BLK-D
SPR-ZZZ-BLKD
の
SunPower
www.sunpowercorp.com/inverters
SUNPOWER CORPORATION
安全・設置取扱説明書
モジュールを並列に配線し、必要な出力電流を得ることもでき
ます。データシート記載の最大逆方向電流を超える場合、シリ
ーズ・ストリングには、他のストリングと組み合わせる前に、
すべてヒューズを付けます。バイパス・ダイオードは、出荷時
にモジュールに取付けてあります。並列での最大モジュール数
に関するヒューズ追加条件や制限については、地方・地域の法
規、規制、規格をご覧ください。
モジュールの据付け
5.0
SunPower の PV モジュールの制限付き保証は、本章にある必
要条件に従って据えつけたモジュールに対して適用されます。
現場の条件
5.1
SunPower モジュールの据付けは、下記の条件を満たした場所
に行ってください:
作動温度 SunPower モジュールの取付けのには、下の表にあ
る最大および最小温度内で作動できる環境が必要です:
最大作動温度
最小作動温度
モジュールの背面側に適切な換気を取り付けてください。とり
わけ高温環境では不可欠です。
設計強度 SunPower モジュールは、5.2 に明記された構成で据
付けた場合は、2400 Pa (Pascals; 245 kg/m
(上方向、例えば風)負荷とマイナス(下方向、例えば静的)
負荷に耐えるように設計されています。設計強度の 2400 Pa は、
およそ 200 km/h (125 mph)の風速に相当します。.
SunPower モジュールは、5.2 に明記された構成でに加え以下
の 条 件 で 据 付 け た 場 合 に 限 り 、 最 大 5400Pa (Pascals:
2
550kg/m
)のマイナス(下方向、例えば積雪)負荷に耐えるよ
うに設計されています。5400Pa の設計強度は SunPower によ
り検証されており、また認証を受けています。
1.
72 セルモジュール(サイズ 1559mm x 798mm)は、5.2
記載の内、以下の条件において 5400Pa に適合します。
a.
フレーム穴の利用
b.
クランプまたはクリップの利用
c.
短辺での取付
2.
96 セルモジュールセルモジュール(サイズ 1559mm x
1046mm) は 、 5.2 記 載 の 内 、 以 下 の 条 件 に お い て
5400Pa に適合します。
a.
フレーム穴の利用
b.
クランプまたはクリップの利用
雪や強風のある環境に据付ける場合は、現地の法規、規制、規
格を満たしながら、設計強度が十分に活かされるように特別の
注意を払ってください。
他の認められた設置環境
以下のテストの制限の範囲で、過酷な環境下においても設置が
可能です。
塩 水 噴 霧 試 験 : IEC 61701 Severity 6 ( 最 高 度 の
Severity)
耐アンモニア腐食試験: 濃度 6.667ppm
SunPower モ ジ ュ ー ル に は 推 奨 で き な い 作 動 環 境 が あ り 、
SunPower の制限付き保証の対象外となります。
-資料 001-15497 修正 I
+85 °C, +185 °F
−40 °C, −40 °F
2
) の最大プラス