管理方法
D-Link EasySmart Switch は WEB ブラウザもしくは
SmartConsole Utility がインストールされている PC から管理
することが可能です。
D-Link EasySmart Switch を1台のみ管理する場合は、WEB
ベースで管理することをお勧めします。WEB ベースで管理で
きるよう各スイッチは IP アドレスを割り当て、WEB ベース管
理に使用する PC はスイッチと同じ IP アドレス範囲内に設定
します。
複数の D-Link EasySmart Switch を管理する場合は、
SmartConsole Utility で管理することをお勧めします。
SmartConsole Utility を使用するにあたり、PC の IP アドレス
を変更することなく、複数の EasySmart Switch の初期設定を
開始することが可能です。WEB ベース管理及び
SmartConsole Utility のインストールに関しては、次の詳細を
参照ください。
Web ベース管理インターフェイス
Webブラウザを使って、スイッチの設定、ステータスLEDのモ
ニタリング、統計情報のグラフ表示などができます。使用可
能なブラウザは、Netscape Navigator(バージョン6.2以降)や
®
Microsoft
Internet Explorer(バージョン5.0以降)などです。
ウェブブラウザを使ったスイッチの設定には、以下のものが
必要です。
イーサネットポート(RJ-45)を持つコンピュータ
標準的なイーサネットケーブル
ステップ1
イーサネットケーブルを使って、スイッチ前面のいずれかのポ
ートとコンピュータのイーサネットポートを接続します。
図6 イーサネットケーブルの接続
ステップ2
イーサネット接続経由でスイッチへのログインや設定を行なう
には、PC はスイッチと同じ範囲内の IP アドレスを所有してい
る必要があります。スイッチが 10.90.90.90 の IP アドレスを所
有している場合、PC は 10.x.y.z(x 及び y は 0~254、z は 1
~254 の値)でサブネットマスクは 255.0.0.0 である必要があ
ります。
Web ブラウザを起動し、アドレス欄に「http://10.90.90.90」(初
期設定の IP アドレス)と入力し、Enter キーを押します。
図7 Web ブラウザ上で IP アドレス「10.90.90.90」を入力
SmartConsole ユーティリティを使って Web 設定画面を開くこ
と も で き ま す 。 SmartConsole ユ ー テ ィ リ テ ィ を 開 い て 、
「Device List」からスイッチ名をダブルクリックすると、ブラウ
ザ上にウェブ設定画面が表示されます。
初期設定値は以下の通りです。
IP アドレス:10.90.90.90
サブネットマスク:255.0.0.0
ゲートウェイ:0.0.0.0
ステップ3
以下のようなログインダイアログが表示されたら、
「Password」に「admin」と入力します。「OK」ボタンをクリックす
るとメイン設定画面が表示されます。
図8 ログインダイアログ
SmartConsole ユーティリティ
インストール CD に収録されている「SmartConsole ユーティリ
ティ」は、設定用コンピュータが接続されているレイヤ2ネット
ワークセグメント内のスマートスイッチを検出します。このユ
ーティリティが動作する OS は、Windows 2000、Windows XP、
Windows Vista x64/86 です。SmartConsole ユーティリティの
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