操作方法
NT1 の表側の金色の点は、 マイクの正面を示し、 またカプセルのピックアップ
の位置を示しています。 マイク (金色の点) は常に録音したい音源へ真っすぐ
向けて使用してください。
録音する際の音源が、 ボーカルや楽器、 またはそれ以外のいかなるものであ
っても、 できる限り最良のサウンドをピックアップできるように、 マイクの設置
には十分に時間をかけて試す必要があります。 そのためには、 EQやその他の
サウンドプロセッサで後から加工や補正を試みるよりも、 録音時に何度でも
マイクの位置を調節してみることが重要です。
EQセクション内蔵のインターフェース、 チャンネルストリップ、 またはミキサー
を利用した録音を行う場合は、 常にEQをフラッ ト (カッ トやブースト無し) に
設定するか、 できればオフにして録音を開始します。
望み通りのサウンドが得られるマイク位置が決まったら、 あとはEQ、 コンプレ
ッサー、 リバーブ、 その他のエフェク トなどの音響処理を施すことで、 録音した
サウンドをさらに磨く ことができます。
EQは常に控えめに使用するのがベストであり、 録音したサウンドを変えよう
とするのであれば、 他の周波数域をブーストするよりもむしろ、 不必要な周波
数を先ずカッ トすることから始めてください。
レコーディングのさまざまなプロセスと同様に、 これだと言う音を見つけるコ
ツは、 とにかく実際にいろいろ試してみる事にかかっています。 常に自分の耳
を信じましょ う。 目ではなく 、 自分の耳で聞く事です !
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