ツイーターレベル調整 (図 3)
高質スイッチによるクロスオーバーが、スピーカーシステムの個性的な音質調整を実現し
ます:
それぞれのお好みに応じた適切なサウンド調整をおこなってください。様々な再生空間の
ための基本的設定として、以下のスイッチポジションをお勧めします:
再生空間
防音設備のあまり整
っていない設備
通常の防音設備が整
っている設備
防音設備がよく整っ
ている設備
INC 82 / INC 62
ツイーターでは最大35°までの旋回を可能とした「スイベル」技術が利用されています。こ
のため、理想的な音放射が実現し、リスニングポジションに確実にあわせられます:
ステレオアンプへの接続
図 4 では、ステレオアンプへのスピーカー 接続方法を 図示しています。
修理を必要としないためのアドバイス
HECOのスピーカーはすべて、トーンコントロールが中央のポジションに設定されている
時、つまりアンプのリニア再生状態の場合には、最良の音質が出るように調整されていま
す。トーンコントロールのつまみを大きく回すと、低音および/または高温にかかるエネ
ルギーが増加して、ボリュームが高い場合にはスピーカーが損傷することがあります。
ボックスの使用負荷よりもずっと高い出力パワーが出せるアンプをお持ちの場合は、音量
を無理に上げると、非常にまれではありますが、スピーカーが損傷する場合があります。
例
湿度の高い室内、硬い反射面、タイル、大
きなガラス面、家具のあまり置かれていな
い室内
絨毯床、ガラス面の前にカーテンがある、
革製家具、通常の量の家具が設置されてい
る室内
絨毯床、クッション家具、厚めのカーテ
ン、たくさんの家具が設置されている室内
J
35
スイッチポジション
-3dB
0dB
+3dB