取り付け工事上の留意点
■ 工事専門業者以外は取り付け、取り外し工事を行わないでください。
工事の不備により、落下して、けがの原因となります。
■ 本機はプラズマディスプレイ本体を天井構造物から吊り下げて設置し、ご覧いただくための天吊り金具です。
十分な強度を有する天井の構造物以外の場所に取り付けて使用しないでください。
■ プラズマディスプレイ本体の性能保証やトラブル防止のため、次の場所には取り付けないでください。
スプリンクラーや感知器のそば
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高圧線や動力源の近く
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暖房機器の風が当たる所
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■ 取り付け場所の構造や材質にあった工法で取り付け工事を行ってください。
■ 天井構造物への取り付けは、構造物の材質や施工方法に合った部材をご使用ください。
■ 機器周囲温度が40℃を超えることがないように空気の流通を確保してください。
プラズマディスプレイ本体内部に熱がこもり、故障の原因となることがあります。
■ 取り付け工事中に製品や床に傷が付かないよう、柔らかい毛布や布を使い、作業してください。
■ ねじ止めをするときは、締付け不十分や締め付けすぎがないようにしてください。
■ 取り付け工事の際は、周囲の安全確保と十分な注意をしてください。
■ 必ず同梱品をご使用ください。
■ シーリングライト(スポットライト・ハロゲンライトなど)の下にプラズマディスプレイ本体を取り付けない
でください。高熱によりキャビネットが曲がったり、いたんだりするおそれがあります。
取り付け工事前に
1. 取り付け場所の強度確認
1. 天吊り金具の垂直吊り下げ時の重量は約 15 kg、角度付き(5,10,15,20 度)吊り下げ時の重量は約
37 kg です。
天吊り金具に取り付けるプラズマディスプレイ本体の質量は、プラズマディスプレイ本体の取扱説明書で
ご確認ください。
2. 天吊り金具は必ず4本以上のワイヤーロープなどで重量を支えるように施工し、万一天吊り金具が外れた
場合でも、周囲の人に当たらないように、2 本以上のワイヤーロープで落下防止の施工をしてください。
そのほか、状況に応じた振れ止めも施工してください。
お願い
・ 天吊り金具の施工の前に、天井の施工部分の強度確認を実施し、天井強度が不足する場合は十分な補強を
行ってください。
2. プラズマディスプレイ本体の準備
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振動や衝撃の加わるおそれのあるところ
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磁気、熱、水蒸気、油煙などの発生源の近く
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エアコンの下などの水滴のかかる所
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(指定方法以外の取り付けを行わないでください)
お願い
・ 重量物のため、作業は吊り下げ用装置(機械)を使って慎重に行ってくだ
さい。
・ プラズマディスプレイ本体右側面に操作部があります。
取り付け時に周囲のものにぶつけないようにしてください。
1. 中央のアイボルトに吊り下げ装置のフックをかけてプラズマディスプレ
イ本体を持ち上げ、 毛布などの柔らかいものを敷いた上に置いてください。
(プラズマディスプレイ本体を立てたままの状態にします)
2. 上部左右のアイボルトを取り外します。
3. プラズマディスプレイ本体背面のアイボルトキャップ(左右各 2 箇所)
を取り外します。アイボルトを取り外した穴には、取り外したアイボルト
キャップを取り付けてください。
4. プラズマディスプレイ本体付属の六角レンチを使って、スタンドフックを
取り外します。
※ 取り外したアイボルト、アイボルトキャップ、スタンドフック、スタンド
フック取付けボルトは大切に保管しておいてください。
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