一般に超広角レンズは非常にダイナミックな遠近感を持つことで
知られております。 そのため、 好ましくない歪みを避けるためには
イ メージの構成に対してカメラの正確な位置合わせと特別な注意
が必要です。 三脚は建築物の撮影に対して役立つでしょう。 カメ
ラの水平は一般にカメラ店で販売されている水準器を使用する
ことで合わせることが出来ます。
短い焦点距離と所定の絞りによって得られるイメージの周辺光
量については、 最適な技術的努力によってもわずかに改善される
だけです。 少し長めの露光は多くの画像においてしばしば良い結
果をもたらします。 グラデュエーションフィルター (別売) の使用
は周辺光量の改善に最大の効果をもたらします。
この超広角レンズでカールツァイスはほとんどディストーション
の無いイメージを達成するのに成功しました。 しかしながら、 立
体的な球体のイメージは楕円に見えるかもしれません。 ディスト
ーションの無いレンズであってもこの効果を避けることは出来ま
せん。
被写界深度表
以下のデータは
の錯乱円直径に基づいております。
0.03m
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