5. パフォーマンスチャート
5.1 QEピークと読み出しノイズ
QEピークと読み出しノイズは、 カメラのパフォーマンスを測定するための重要なパラメ
ータです。 画像の信号対雑音比を改善するには、 QEを高く し、 読み出しノイズを低くする
必要があります。
読み出しノイズには、 ピクセルノイズ、 回路ノイズ、 ADC量子化ノイズが含まれます。 読み
取りノイズが低いほど良いです。 図のように、 SV605MCの読み出しノイズは従来のCCD
カメラと比較して非常に低いです。 また、 内蔵のHCGモードにより、 高ゲインでの読み出
しノイズを効果的に低減できるため、 カメラは低ゲインと同じワイドダイナミックレンジ
を維持します。 ゲインが100の場合、 HCGモードが自動的にオンになり、 読み出しノイズ
は1.2eと低く 、 ダイナミックレンジは14ビッ トに近いレベルに達することができます。 撮影
対象によっては、 パラメータの設定も異なります。 ゲインを下げると、 ダイナミックレンジ
が大きくなり (長時間露光に適しています) 、 ゲインが大きくなり、 読み出しノイズがさらに
減少します (短時間露光またはラッキーイメージングに適しています) 。
5.2 消費電力
SV605MCカメラは低電力カメラです。 カメラにUSBケーブルを使用した場合、 最大消費
電力は1.85Wです。 ただし、 冷却には、 12V @ 5A電源アダプター (D5.5 * 2. lmm、 センタ
ーポジティブ) を使用する、 またはリチウム電池 (11Vか ら15Vの広い範囲をサポート) を
使用する必要があります。 下の図はカメラの冷却効率図です。 30度の冷却温度差は0.5A
の電流しか必要としません。
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