2.2
ファスニング工具に関する安全上の注意
▶ 常に、電動工具にネイルが装填されている状態から操作を開始してください。ファスニング工具を慎重
に取り扱わないと、ネイルが意図せずに打鋲されて負傷する危険があります。
▶ 電動工具を御自分や近くにいる他の人に向けないでください。意図しない作動によりネイルが打鋲され
て負傷の原因となることがあります。
▶ 電動工具は、作業材料にしっかりと押し当ててから操作してください。電動工具が作業材料と接触して
いないと、ネイルがファスニング位置からはね返ってしまうことがあります。
▶ ネイルが電動工具内でひっかかってしまった場合は、電動工具を電源から接続解除するか、バッテリー
を取り外してください。ファスニング工具が電源/バッテリーに接続されていると、ひっかっかってし
まったネイルを除去する際にファスニング工具が誤って作動する危険があります。
▶ ひっかかったネイルの除去は慎重に行ってください。ひっかっかったネイルを除去している際に、シス
テムに通電されてネイルが勢いよく打鋲される可能性があります。
▶ 電気ケーブルのファスニングの際には、ファスニングするケーブルに通電のないことを確認してくだ
さい。ファスニング工具は必ず絶縁されたグリップ面を掴んでください。必ず電気ケーブルの敷設に適
したネイルを使用してください。ネイルが電気ケーブルの絶縁を損傷していないか確認してください。
ネイルが電気ケーブルの絶縁を損傷すると、感電および火災の原因となることがあります。
2.3
安全上の注意
基本的な安全注意事項
警告事項! 安全上の注意および指示事項をすべてお読みください。これらを守らないと、感電、火災お
よび/または重傷事故の危険があります。
安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください。
使用者に留意して頂くこと
▶ 本体を使用または整備できるのは、認定を受けトレーニングされた人のみに限ります。
個人保護用具
▶ 本体の使用中は、作業者および現場で直近に居合わせる人々は適切な保護メガネおよび保護ヘルメット
を着用してください。
▶ 耳栓を着用してください。
▶ 過剰な騒音で聴力の低下を招く場合もあります。
作業者に関する安全
▶ 取扱説明書に記述されている使用、手入れと保守に関する事項に留意してご使用ください。
▶ DX ファスニング装置を使用の際には、油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってくださ
い。疲れている場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には本体を使用
しないでください。痛みを感じる場合や体調がすぐれない時には作業を中断してください。本体使用中
の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
▶ 不安定な姿勢はとらないでください。足元を確かにし、常にバランスを保ちながら作業してください。
▶ 滑り止めのついた履き物を着用してください。
▶ 決してファスナーガイドまたはファスナーを手で引き戻さないでください。
▶ ファスナーガイドあるいはファスナーを手で引き戻すと、場合によっては本体が鋲打可能状態になる
ことがあります。打鋲可能状態になると、身体部分に鋲が打ち込まれる恐れがあります。
▶ 本体を使用する際、 腕は軽く曲げた状態にしてください (決して腕をピンと伸ばして突っ張らないこと) 。
▶ 作業中は、作業関係者以外、特に子供が近づかないようにしてください。
DX ファスニング装置の慎重な取扱いおよび使用
警告事項! 貫通するファスナーによる危険! ファスナーを打鋲する前に、ファスナーを打鋲する構造
物の背後あるいは下に人がいないことを確認してください。
▶ 作業を開始する前に、試験的に 2 本のファスナーを母材に打鋲してください。
▶ 作業に適した本体を使用してください。本体を本来の目的以外には使用しないでください。必ず、指示
にしたがい、不具合のない状態で使用してください。
▶ 決してファスナーが装填済の本体を放置しないでください。
▶ 本体は、鍵をかけた本体ケースに入れて搬送/保管してください。
▶ 清掃や修理、点検をする時、ファスナーガイドの交換、休憩に入る時、あるいは保管する時には、必ず事
前にファスナーを取り出してください。
▶ 使用しない本体は、ファスナーを取り出して、乾燥して施錠され、子供の手の届かない場所に保管して
ください。
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日本語
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