作業時には必ず磁気ベースを稼働させてご使用くださ
い。また、磁力によって充分に吸着していることを常
に確認してください。
磁性のない材料における作業を行なう場合、負圧プレ
ートやパイプ冶具等、アクセサリーとして提供されて
いる適切な FEIN 固定冶具を使用してください。それぞ
れの冶具の取扱説明書をお読みください。
厚さ 12 mm 以下の鋼材の加工をおこなう場合、加工材
料を鋼板で補強して磁石保持力を確保してください。
マグネット脚は電流センサーで監視されています。マ
グネット脚に電流が流れていないと、モーターが停止
されます。
必要以上の送り力によって作業しないでください。送
り力が強すぎると、先端工具の破損や磁力の低下につ
ながることがあります。
モーターの作動中に電源供給が中断された場合、保護
スイッチがモーターの自動的な運転の再開を防ぎます。
モーターのスイッチを再投入してください。
ドリル加工中はドリルモーターを停止しないでくださ
い。
コアドリルはモーター作動中にのみドリル穴から引き
抜いてください。
コアドリルが材料内にひっかかった場合には、ドリル
モーターを停止し、コアドリルを時計逆方向に慎重に
回しながら引き抜いてください。
穴あけ作業ごとに切粉およびコア芯を除去してくださ
い。
素手で切粉に触らないでください。必ず、チッ
プフック (6 42 98 160 40 0) を使用してくださ
い。
火傷の危険!マグネット表面は高熱となること
があります。マグネットを素手で触らないでく
ださい。
ドリルビットの交換時に刃を破損しないように注意し
てください。
表面加工された材料をコアドリル加工する際には、穴
あけ作業ごとにコア芯および切粉を除去してください。
クーラントシステムが故障したコアドリルマシンは使
用しないでください。毎回のご使用の前に、ホースに
漏れや亀裂がないかを必ず確認してください。電気部
品に液体が浸入しないようにお気をつけください。
装備
再起動保護によって、作動中の電源の中断時における
電動工具の自動的な再起動を防止します。この場合、
電動工具のスイッチを切り、電源を点検してから、電
動工具のスイッチを再び投入してください。
PRCD セーフティースイッチ (*) ( 参照ページ 6)
PRCD セーフティースイッチはご使用になる方々を保
護するためのものです。このため、スイッチのオン / オ
フの目的では使用しないでください。
水分と接触した等の理由から PRCD セーフティースイ
ッチが破損した場合には、この使用をおやめください。
PRCD セーフティースイッチは電動工具をご使用にな
る方々を感電から守るためのものです。このため、
PRCD セーフティースイッチを必ず使用してくださ
い。運転中、問題がない場合には PRCD セーフティー
スイッチのコントロールランプが赤色に点灯します。
PRCD セーフティースイッチが正常に機能しているか
を作業前に必ず確認してください。
1. PRCD セーフティースイッチのプラグを電源コンセ
ントに差し込んでください。
2. RESET ボタンを押してください。PRCD セーフティ
ースイッチのコントロールランプが赤色に点灯します。
3. プラグをコンセントから抜いてください。赤色のコ
ントロールランプが消えます。
4. 1 と 2 をもう一度行ってください。
5. TEST ボタンを押してください。赤色のコントロー
ルランプが消えます。 赤色のコントロールランプが消
えない場合には、装置をご使用にならないでください。
この場合、サービス担当者までご連絡ください。
6. RESET ボタンを押してください。赤色のコントロー
ルランプが点灯したら、電動工具のスイッチを入れる
ことができます。
PRCD セーフティースイッチを電動工具のオン / オフ
スイッチとしてご使用にならないでください。
メンテナンスおよび顧客サービス
過度な環境条件下で金属材料を加工すると、
電動ツール内部に誘電性を持つ粉じんが溜ま
り、本体の絶縁機構に悪影響をおよぼすことがありま
す。通気溝に乾燥した、オイルフリーの圧縮空気を吹
き付けて、電動工具の内部やスイッチエレメントを定
期的に掃除してください。
電動工具が古くなったり磨耗したりした場合には、貼
付シールと警告表示を新品のものと取り換えてくださ
い。
本電動工具を数時間使用すると、ダブテールガイド内
の隙間が大きくなります。このため、ドリルモーター
がダブテールガイドに沿って勝手に移動することが考
えられます。このような場合、ドリルモーターを手で
スムーズに動かせてもこれが勝手に移動することのな
いようにダブテールガイドにある全てのネジピンを適
度に締めなおしてください (12 ページ参照) 。
ja
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