ループオーバーダビング
最初のループに入って演奏を続けると、 (ボタン16)を軽く押し続けることで音色モードを切
り替えることができます。また、他の音色モードで音符をオーバーダビングしたりループしたり
することも可能です。 (ボタン16)とボタン9(再生/一時停止)を押して曲を一時停止または
再生停止するまでに、MEDOはループ録音モードのままになります。または、 (ボタン16)を
押したままにしてから、MEDOを振りながらボタン13(REC)を押すと、すべてのループ録音が
削除されます。
ループ録音を試してみましょう!
1. まず、 (ボタン16)とボタン13(REC)を長押ししてから指を放すとループ録音を開始しま
す。
2. ドラムモードを選択し、感覚に合わせてキックドラムとスネアドラムの基本リズムをタップし
ます。
3.
(ボタン16)を押してループ録音を開始します。2回目のパスで「ハイハット」を追加し、
ヘッドが数分間上下に揺れていることに気付くまでドラムを追加し続けます。素晴らしい!ドラ
ムモードでの創作が完了しました。
4. ニーズに応じてベース、コードなどを追加して、想像力を大胆に解き放ちましょう。
● ループクオンタイズ
ループ録音中、少し不正確な音符やビートを演奏してしまうのではないかと心配になるかもしれ
ません。幸いに、MEDO にはクオンタイズモードが設けられており、アプリでこのモードを有
効にするだけで、演奏された音符は自動的に最も近い16分音符にスナップされます。正確な小節
間隔に調整するのに役立ちます。デフォルトで工場出荷時のクオンタイズモードはオフになりま
す。Donner Playアプリでは、3 つのクオンタイズモードから選択いただけます。
1. 録音時: クオンタイズ機能が無効になり、再生は演奏されたビートと一致します。
2. グリッドにスナップ: ループ内の音符を最も近い16分音符にスナップするプロセスで、かなり
硬直した、非人間的なリズムの再生となる場合が多いです。
3. MEDOグルーヴ: ループ内の音符を最も近い16分音符にスナップするプロセスです。このバー
ジョンは機械的でないサウンドになります。
ご注意: ループ録音に「クオンタイズ」を適用すると、復元したりオフにしたりすることはでき
ません。これは、MEDOの再生中にMIDI音符が速度グリッドに合わせて再配置 ・ 録音されるため
です。
● タップでテンポを調整する
MEDOのループ録音モードでは、デフォルトのテンポは1分あたり120 タップ(BPM)となります。
曲のテンポを調整するには 2 つの方法があります。アプリですばやく設定することも、デバイス
自体で調整することもできます。次に、デバイス自体を軽くタップしてテンポを調整します。
1.
(ボタン16)を押したままにします。
2. 必要なテンポに合わせて、ボタン14 (BPM) を3 回以上連続して均等にタップすると、MEDO
はタップの平均テンポに基づいてテンポを設定します。
● 再生/一時停止
1. 再生を一時停止または再開するには、 (ボタン16)を押したままにしてから、ボタン9(再生
/一時停止)を押します。
2. ループの最初から再生を再開するには、 (ボタン16)とボタン9(再生/一時停止)を同時に1
秒間長押しします。
25
日本語