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クランクケースに繋がる空気取り入れ口 (タンク内部)
冷却システムをブラシで週に一度、 過酷な使用環境ではよ
り頻繁に清掃してください。 冷却システムが汚れたり詰まっ
たり していると本機がオーバーヒートを起こし、 ピストンや
シリンダーの損傷の原因となります。
スパークプラグ
スパークプラグの状態は次の原因によって悪化します。
•
不適切なキャブレターの設定
•
誤った燃料調合 (オイル過多または不適切な種類のオ
イルの使用)
•
エアフィルターの汚れ
上記の要因によりスパークプラグ電極にカーボンが付着
し、 運転中の不具合や始動困難などの原因となります。
エンジンのパワーが出ない、 なかなか始動しない、 アイドリ
ングが安定しないなどの場合は、 何よりもまずスパークプ
ラグを点検してください。 スパークプラグが詰まっていたら
清掃し、 電極ギャップが 0.5 mm であることを確認します。
スパークプラグは使用時間が延べ 1 ヵ月に達したら、 また
必要に応じてそれ以前に交換してください。
注意 ! 必ず指定のタイプのスパークプラグを使用してくださ
い ! 不適切なスパークプラグを使用すると、 ピストンやシリ
ンダーが破損する原因となります。 スパークプラグがサプレ
ッサーに正しく装着されていることを確認します。
546 – Japanese
メンテナンス
エアフ ィルター
冷却システムの空気取り入れ口を、 葉や木くずで塞がない
ようにしてください。
下記のような問題の発生を防止するため、 エアフィルター
を定期的に清掃し、 ホコリや汚れがたまらないようにしてく
ださい。
•
キャブレターの不具合
•
始動不良
•
エンジンのパワー不足
•
エンジン部品の過度の摩耗
•
燃料の異常消費
フィルターは 25 時間毎、 または特に粉塵のひどい条件下
ではより頻繁にクリーニングしてください。
エアフ ィルターのク リーニング
エアフィルターカバーを外し、 フィルターを取り出します。 ぬ
るめの石鹸水でフィルターをよく洗います。 フィルターを乾
かした後、 説明書に従ってオイルを塗布します。
長期間使用したエアフィルターはどんなに洗っても完全にき
れいにはなりません。 定期的に新品のフィルターと交換して
ください。 破損したエアフ ィルターは必ず交換してく ださい。
エアフ ィルターのオイル塗布
必ずフィルター専用オイルを使用します。 このフィルターオ
イルには、 フィルター全体に均一に広がるように、 溶剤が含
まれています。 そのため肌に触れることがないようにしてく
ださい。
フィルターをビニール袋に入れ、 フィルターオイルを注ぎ
ます。 ビニール袋をもみ、 オイルをまんべんなく広げます。
ビニール袋内でフィルターの余分な油を絞り、 フィルター
を本機に取り付ける前に余分な油を切ります。 市販のエン