3.4 出荷時の設定
電子ウリナルは工場出荷の際に次のように設定されています。
設定
認識時間/滞在時間:
洗浄時間(メイン洗浄):
洗浄時間(低水量洗浄)
3.5 洗浄プログラム
メイン洗浄は約2.1リッター、3.5バールの水圧で行われます。
低水量洗浄は約1.5リッター、3.5バールの水圧で行われます。
洗浄水量は水道管のサイズと水圧に依存します。
標準(P1)
標準洗浄プログラムは出荷時に設定されており、毎使用ごとにメイン洗浄が必要な場所に適し
ています。
Vario(P2)
Vario洗浄では、洗浄水量は使用頻度に合わせて調整されます。2つの稼動プログラムが用意さ
れています。Vario洗浄プログラムは、ホテル、レストラン、展示会場、空港などの公共の設備
での使用に適しています。
稼動プログラム1
30分以内の使用が3回未満になると、使用ごとにメイン洗浄が開始されます。
稼動プログラム2
30分以内の使用が3回になると、3回目のユーザがらは低水量洗浄が開始されます。120分以内
にまったく使用されないと、次のユーザではメイン洗浄が開始され、そして稼動プログラム1が
再び有効になります。
3.6 サービスプログラム
5分洗浄停止(S1)
電子ウリナルを掃除するために、洗浄プログラムを5分間中断します。その後、メイン洗浄が行
われ、選択されたプログラムが改めて有効になります。
断続洗浄(S2)
例えばスケール除去機能を作用させるために、洗浄プログラムが2分間中断します。その後の10
分間に、2分ずつ5回の低水量での洗浄が行われます。最後の洗浄はメイン洗浄で、選択された
プログラムが改めて有効になります。
4. 稼動
制御装置が不用意に作動しないように、電子ウリナルが使用されるまでセンサーの保護フ
ィルムを付けたままにしておきます。
4.1 制御装置の作動
> センサーの保護フィルムを剥がしてください。
初期稼動プログラムは5分間続きます。
> センサーに手を近づけないようにしてください。
1秒間の短い信号音が鳴り、制御装置が有効になります。
> 制御装置の検知範囲からすべての物を除去し、ウリナルから離れてください。
制御装置の設定は約12秒かかり、その間信号音が鳴ります。その後、メイン洗浄が行われ、
電子ウリナルが使用可能になります。
4.2 リセットを行う(S5)
リセットを行うと、選択されたプログラムと設定がリセットされます。その後、プログラムと
設定を改めて選択できます。
206
時間
9秒間
7秒間
メイン洗浄の50%、少なくとも5秒間