7.
フィルター設定 II を選択します。 精度クラスは選
択する必要はありません。
8.
PTA 20 校正ツール (16) の高さを調節し、 クラ
ンクハンドルを使用して、 照射されるレーザー光
線の照準を PT 10 クイックテスターの十字線の中
心に合わせます。
レーザー光線がカメラレンズ上のどこにあるかが
LED により表示されます。
9.
インジケーターが 「ゼロ」 を表示するまで、
PTA 20 の微調整ネジ (17) を回します。
注意事項微調整ネジを回す方向は、 ディスプレイ
上の 2 本の矢印で示されます。 その際、 矢印は
ラインの開始点で微調整ネジを回す方向を示し、
その下の数字は現在の偏差/傾斜 (角度秒と角度
分) を示します。
8 手入れと保守
8.1 清掃および乾燥
1.
レンズの埃は吹き飛ばしてください。
2.
ガラス部分とフィルターを指で触れないでくださ
い。
3.
必ず汚れていない柔らかい布で清掃してくださ
い。 必要に応じてアルコールまたは少量の水で
湿してください。
注意事項プラスチック部分をいためる可能性があり
ますので、 他の液体は使用しないでください。
4.
保管場所の保管温度に注意してください (特に冬
季/夏季) 。
9 故障かな? と思った時
症状
PT 10 の電源が入らない。
PT 10 がレーザー光線を検出し
ない。
ja
大きい赤色と緑色の LED が常
に点灯する
小さい赤色の LED(右) が常
に点灯する
大きい赤色と小さい赤色の LED
(左) が常に点灯する
数回測定を試みても大きい赤色
と緑色の LED が常に点灯する
196
10. レーザー光線がカメラに当たると、 両方の黄色の
11. 黄色の LED(19、 20) が点灯しない場合または
12. 測定ボタン (21) を押します。 測定中は黄色の
8.2 保管
本体が濡れた場合はケースに入れないでください。 本
体、 本体ケース、 アクセサリーは清掃し、 乾燥させ
る必要があります (最高 +40 °C/104 °F) 。 本体は完全
に乾燥した状態で本体ケースに収納してください。
長期間保管した後は、 使用前に校正を実施してくださ
い。
8.3 搬送
搬送や出荷の際は、 本体をヒルティの本体ケースかカー
トン梱包、 または同等の質のものに入れてください。
考えられる原因
電源コードが接続されていない、 また
は正しく接続されていない。
レーザー光線が十字線に合っていな
い。
レーザー機器がオンになっていない。
ヒルティ製品でない
測定を正常に終了できなかった。
正しくないフィルターが選択された。
PT 10 クイックテスターおよび/また
はレーザー機器が点検中に振動した。
カメラの故障
LED が点灯します。 同時に測定ボタンが有効にな
り、 本体は測定可能状態になります。
LED が 1 個しか点灯しない場合は、 光学水準器
の微調整ネジを回してレーザー光線を検出します。
LED が約 50 秒間点滅します。
注意事項PTA 20 校正ツールと PT 10 クイックテス
ターを測定中に動かさないでください。 振動が発
生するとエラーメッセージが表示されます。
校正が正常に終了すると緑色の LED が点灯し、
PT 10 が通常の作動モードに戻ります。 右側の
小さい赤色の LED が消灯します。
処置
電源コードを点検し、 全てのケーブ
ルが正しく接続されていることを確
認する。
レーザー光線を十字線のセンターに
合わせる。
レーザー機器のスイッチをオンにす
る。
点検できるのは、 ヒルティ純正のレー
ザー機器のみ。
測定を繰り返す。
フィルター設定を点検し、 修正する。
測定を繰り返す。
PTA 10 光学水準器を取り外し、 修
理のためにヒルティサービスセンター
へ送付する。