MAGNAT SHADOW 209, 207, 205, 203 のバイ・ワイヤリングとバイ・アンピング
バイ ・ワイヤリング (2配線) とは、 高域・低域周波数が独立してわかれている配線を通して、 伝送される
ことです。 バイ ・ アンピング法 (2増幅) では、 2つ目の配線とは別に、 当然のことながら2つ目の末端アン
プも追加して必要となります。 主にバイ ・ アンピング法では、 再生性能を高めることが可能です。
各SHADOWスピーカーは、 特殊な接続端子によって、 従来の配線・増幅方法に加え、 バイ ・ワイヤリング
やバイ ・ アンピングも行えるようにつくられています。 4つのねじ込み接続は、 すぐ見分けがつくようにな
っています。 上部の2つは高音用スピーカーに、 下部の2つは低音用スピーカーに、 繋ぎます。 プラス端子
およびマイナス端子は出荷時に金属製ブリッジで橋絡されていますので、 バイワイヤリング接続および
バイアンプ接続の場合にはこれらを取り除いてください。 スピーカーの正しい接続方法については、 図
3a (従来の方法) 、 図3b (バイ ・ワイヤリング) 、 図3c (バイ ・ アンピング法) をご覧ください。
MAGNAT SHADOW CENTER 213
センタースピーカー、 SHADOW Center 213 は、 その他のSHADOWモデルと外観も音響もぴったり 合
う よう、 つくられています。 このスピーカーは、 テレビのすぐ上か下に置いてください。 その他 について
は、 前章の一般注意事項をご覧ください。
サブウーファーをホームシアター用に使用する場合
ホームシアター用にご使用の際には (特に棚掛け式ボックススピーカーや小型スタンドボックスをフロン
トスピーカーとして使用する場合) アクティブサブウー ファーをご使用になることをお勧めします。 サブウ
ー ファーとお持ちのアンプの使用説明書もよく注意してお読みください。
AVレシーバーへの接続
図4と5は、 AVレシーバーへの接続バリエーションです。
図4:サブウー ファー・ アウトレットなしのAVレシーバー
図5:サブウー ファー・ アウトレット付きのAVレシーバー
修理を必要としないためのアドバイス
MAGNATのスピーカーはすべて、 トー ンコントロールが中央のポジションに設定されている時、 つまりア
ンプのリニア再生状態の場合には、 最良の音質が出るように調整されています。 トー ンコントロールのつ
まみを大きく回すと、 低音および/または高温にかかるエネルギーが増加して、 ボリュームが高い場合に
はスピーカーが損傷することがあります。
ボックスの使用負荷よりもずっと高い出力パワーが出せるアンプをお持ちの場合は、 音量を無理に上げ
ると、 非常にまれではありますが、 スピーカーが損傷する場合があります。
しかし、 出力パワーがもっと弱いアンプの場合ですと、 強力なアンプよりもずっと早くボリュームが上がる
ので、 中程度の音量でもボックスを損傷する恐れがあります。 このようなボリュームの上げ過ぎは明らか
に測定可能で耳に聞き取れるひずみを起こし、 スピーカーにとって致命的です。
したがって、 ボリュームを調整の場合にはひずみにはくれぐれもご注意ください。 そして、 ひずみが出た場
合にはただちにボリュームを下げてください。 大きい音量を好まれる方は、 アンプが、 少なくともボック
スが堪えられるだけの出力パワーに抑えるよう、 ご注意ください。
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