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Petzl ASCENSION Manual De Instrucciones página 11

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JP
本書では、 製品の正しい使用方法を説明しています。 技術や使用方法
については、 いくつかの例のみを掲載しています。
製品の使用に関連する危険については、 警告のマークが付いていま
す。 ただし、 製品の使用に関連する危険の全てをここに網羅することは
できません。 最新の情報や、 その他の補足情報等は Petzl.com で参照
できますので、 定期的に確認してください。
警告および注意事項に留意し、 製品を正しく使用する事は、 ユーザーの
責任です。 本製品の誤使用は危険を増加させます。 疑問点や不明な点
は (株) アルテリア (TEL 04-2968-3733) にご相談ください。
1.用途
本製品は個人保護用具 (PPE) です。
ハンドル付アッセンダーです。
- マウンテニアリングおよびクライミング用アッセンダー (EN 567: 2013
適合)
- 作業ロープ用登高器 (EN 12841: 2006 type B 適合)
本製品の限界を超えるような使用をしないでください。 また、 本来の用
途以外での使用はしないでください。
責任
警告
この製品を使用する活動には危険が伴います。
ユーザー各自が自身の行為、 判断、 および安全の確保についてそ
の責任を負うこ とと します。
使用する前に必ず:
- 取扱説明書をよく読み、 理解してください
- この製品を正しく使用するための適切な指導を受けてください
- この製品の機能とその限界について理解してください
- この製品を使用する活動に伴う危険について理解してください
これらの注意事項を無視または軽視すると、 重度の傷害や死につ
ながる場合があります。
この製品は使用方法を熟知していて責任能力のある人、 あるいはそ
れらの人から目の届く範囲で直接指導を受けられる人のみ使用して
ください。
ユーザー各自が自身の行為、 判断、 および安全の確保について責任を
負い、 またそれによって生じる結果についても責任を負うこととします。
各自で責任がとれない場合や、 その立場にない場合、 また取扱説明の
内容を理解できない場合は、 この製品を使用しないでください。
2.各部の名称
(1) アッパーホール、 (2) カム、 (3) セーフティキャッチ、 (4) ロワーホー
ル、 (5) ハンドル
主な素材: アルミニウム合金、 ステンレススチール、 テクニカルプラス
チック
3.点検のポイン ト
器具の状態は、 ユーザーの安全に大きく関係します。
ペツルは、 十分な知識を持つ適任者による詳細点検を、 少なく とも 12
ヶ月ごとに行うことをお勧めします (国や地域における法規や、 使用状
態によっても変わります)。 www.petzl.com/ppe で説明されている方
法に従って点検してください。 点検の結果を記録してください。 点検記
録に含める内容: 種類、 モデル、 製造者の連絡先、 個別番号、 製造日、 購
入日、 初回使用時の日付、 次回点検予定日、 問題点、 コメント、 点検者
の名前と署名。
毎回、 使用前に
製品に亀裂や変形、 傷、 磨耗、 腐食等がないことを確認してください。
フレーム、 アタッチメントホール、 カム、 セーフティキャッチ、 リベッ ト、 ス
プリング、 カムの軸の状態を確認してください。
カムの動きとスプリングの状態に問題がないことを確認してください。
カムの歯が汚れたり物が詰まったり していないことを確認してくださ
い。
警告: カムの歯が欠けている、 または摩耗している場合は使用しない
でください。
使用中の注意点
この製品および併用する器具 (連結している場合は連結部を含む) に
常に注意を払い、 状態を確認してください。 全ての構成器具が正しくセ
ッ トされていることを確認してください。
警告、 注意:
- 異物 (小石、 小枝、 ウェビング等) が挟まることによりカムの動きが妨げ
られる場合があります
- セーフティキャッチが物に引っかかると、 カムが開く ことがあります
4.適合性
この製品がシステムの中のその他の器具と併用できることを確認して
ください (併用できる = 相互の機能を妨げない)。
ASCENSION と併用する器具は、 使用する国における最新の規格に適
合していなければなりません
(例: マウンテニアリングおよびクライミング用カラビナに関するヨーロ
ッパ規格 EN 12275、 産業用カラビナに関するヨーロッパ規格 EN 362)
。 使用するコネクターの形状やサイズ等がこの製品との併用に適してい
ることを確認してください。
5.機能の原理と確認
ASCENSION は、 ロープ上を一方向にはスライドし、 反対方向に引いた
場合にはブレーキがかかります。
カムの歯がロープを噛むことにより、 フレームとの間でロープを挟みま
す。 器具をロープにセッ トしたら必ず、 荷重がかかる方向に引いてロッ
クすることを確認してください。
6.ASCENSION のセッ ト
上下の向きを示す目印に注意して正しい向きにセッ トしてください。
ロープからの取り外し方法
器具を上にスライドさせながら、 セーフティキャッチを開いてカムを解
除してください。
7.ロープ登高
a. 必ずロープと平行な向きに荷重をかけるようにしてください。 ロー
プ上で器具が滑ることを防ぐため、 角度を付けて荷重をかけないで
ください。
b. どうしても角度をつけて荷重することが避けられない場合は、 ラン
ヤードとアッセンダーを連結しているカラビナにロープをクリップし
てください。
c. アッセンダーまたは支点より上に登らず、 またランヤードが大きくた
るまないようにする必要があります。
支点付近では衝撃荷重をかけないでください。
8.EN 12841 type B について
ASCENSION は、 必ずバックアップロープにセッ ト したタイプ A のバ
ッ クアップ器具と併用してく ださい。
- ASCENSION は、 フォールアレストシステムでの使用には適していま
せん
- EN 12841: 2006 タイプ B の要求事項を満たすためには、 EN 1891
タイプ A に適合した直径 10~13 mm のセミスタティックロープ (
コア + シース) を使用する必要があります。 (認証テストではベアール
『Antipodes 10 mm』 、 ペツル 『GRIP 12.5 mm』 が使用されました)
TECHNICAL NOTICE - B17 ASCENSION
- ランヤード + コネクター + 器具の長さが 1 m を超えないようにして
ください。 長さの制限に関する推奨事項を守ってください。
- 器具に衝撃荷重がかかるのを避けるため、 ロープ (器具と支点の間)
はたるませず、 常にテンションがかかった状態を保つ必要があります
作業ロープに荷重がかかっている状態で、 バックアップロープに荷重
がかからないようにしてください。
衝撃荷重がかかると、 バックアップロープが損傷する可能性がありま
す。
最大使用荷重: 140 kg
9.補足情報
- ユーザーは、 この製品の使用中に問題が生じた際にすみやかに対処
できるよう、 レスキュープランとそれに必要となる装備をあらかじめ用
意しておく必要があります
- システム用のアンカーは、 ユーザーの体より上にとるようにしてくださ
い。 アンカーは、 最低でも 12 kN の強度を持ち、 EN 795 の要求事項を
満たしていなければなりません
- フォールアレストシステムでは、 墜落した際に地面や障害物に衝突す
ることがないよう、 毎回使用前に十分なクリアランスがユーザーの下に
確保されていることを確認する必要があります
- 墜落距離を短く し、 危険を少なくするため、 アンカーが適切な位置に
設置されていることを確認してください
- フォールアレストシステムで身体のサポートに使用できるのは、 フォー
ルアレストハーネスのみです
- 複数の器具を同時に使用する場合、 1 つの器具の安全性が、 別の器具
の使用によって損なわれることがあります
- 警告、 危険: 製品がざらざらした箇所や尖った箇所でこすれないよう
に注意してください
- ユーザーは、 高所での活動が行える良好な健康状態にあることが必
要です。 警告: ハーネスを着用して動きの取れない状態のまま吊り下げ
られると、 重度の傷害や死に至る危険があります
- 併用する全ての用具の取扱説明書をよく読み、 理解してください
- 取扱説明書は、 製品と一緒にユーザーの手に届かなければなりませ
ん。 また、 取扱説明書は製品が使用される国の言語に訳されていなけ
ればなりません
- 製品に記されたマーキングが読めなくならないように注意してくだ
さい
廃棄基準:
警告: 極めて異例な状況においては、 1 回の使用で損傷が生じ、 その後
使用不可能になる場合があります (劣悪な使用環境、 海に近い環境で
の使用、 鋭利な角との接触、 極端な高/低温下での使用や保管、 化学薬
品との接触等)。
以下のいずれかに該当する製品は以後使用しないでください:
- 大きな墜落を止めた、 あるいは非常に大きな荷重がかかった
- 点検において使用不可と判断された。 製品の状態に疑問がある
- 完全な使用履歴が分からない
- 該当する規格や法律の変更、 新しい技術の発達、 また新しい製品との
併用に適さない等の理由で、 使用には適さないと判断された
このような製品は、 以後使用されることを避けるため廃棄してくださ
い。
アイコン:
A. 耐用年数 (特に設けていません) - B. 使用温度 - C. 使用上の注意 - D.
ク リーニング - E. 乾燥 - F. 保管/持ち運び - G. メンテナンス - H. 改造/修
理 (パーツの交換を除き、 ペツルの施設外での製品の改造および修理
を禁じます) - I. 問い合わせ
3 年保証
原材料および製造過程における全ての欠陥に対して適用されます。 以
下の場合は保証の対象外とします: 通常の磨耗や傷、 酸化、 改造や改
変、 不適切な保管方法、 メンテナンスの不足、 事故または過失による損
傷、 不適切または誤った使用方法による故障。
警告のマーク
1.重傷または死につながる恐れがあります。 2.事故や怪我につながる
危険性があります。 3.製品の機能や性能に関する重要な情報です。 4. し
てはいけない内容です。
トレーサビリティ とマーキング
a. この個人保護用具の製造を監査する公認機関 - b. CE適合評価試験
公認機関 - c. トレーサビリティ: データマトリクスコード = 製品番号 +
個別番号 - d. 直径 - e. 個別番号 - f. 製造年 - g. 製造日 - h. 検査担当 - i.
識別番号 - j.規格 - k.取扱説明書をよく読んでください - l.製品名 - m.
最大使用荷重 - n. 使用方向 - o. Type B: EN 12841 適合ロープ調節器
具のタイプ - p. EN 12841 適合には EN 1891 type A 適合ロープを使用
B175100D (171114)
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