運 搬
1. 人身事故防止のため、機械の持ち上げ,移動は、機械質量を踏まえ安全を確保した方法で行ってく
ださい。なお機械質量については、取扱説明書本文をご確認ください。
2. 人身事故防止のため、持ち上げ,移動の際は、転倒,落下などを起こさないよう十分安全策をとっ
てください。
3. 予期せぬ事故や落下事故、機械の破損防止のため、開梱した機械を再梱包して運搬することはおや
めください。
開 梱
1. 人身事故防止のため、開梱は上から順序よく行ってください。木枠梱包の場合は、特に釘には十分
注意してください。また、釘は板から抜き取ってください。
2. 人身事故防止のため、機械は重心位置を確かめて、慎重に取り出してください。
据え付け
( I) テーブル,脚
1. 人身事故防止のため、テーブル,脚は純正部品を使用してください。やむをえず非純正部品を使用
する場合は、機械の重量,運転時の反力に十分耐え得るテーブル,脚を使用してください。
2. 人身事故防止のため、脚にキャスターを付ける場合は、十分な強度をもったロック付きキャスター
を使用し、機械の操作中や保守,点検,修理の時に機械が動かないようにロックしてください。
(II)ケーブル,配線
1. 感電,漏電,火災事故防止のため、ケーブルは使用中無理な力が加わらないようにしてください。
また、V ベルトなどの運転部近くにケーブル配線する時は、30mm 以上の間隔をとって配線してく
ださい。
2. 感電,漏電,火災事故防止のため、タコ足配線はしないでください。
3. 感電,漏電,火災事故防止のため、コネクタは確実に固定してください。
また、コネクタを抜く時は、コネクタ部を持って抜いてください。
(III)接地
1. 漏電,絶縁耐圧による事故防止のため、電源プラグは電気の専門知識を有する人に、適性なプラグ
を取り付けてもらってください。 また電源プラグは、 必ず接地されたコンセントに接続してください。
2. 漏電による事故防止のため、アース線は必ず接地してください。
(IV)モーター
1. 焼損による事故防止のため、モーターは指定された定格モーター ( 純正品 ) を使用してください。
2. 市販クラッチモーターを使用する際は、V ベルトへの巻き込まれ事故防止のため、巻き込み防止付
きプーリーカバーが付いたクラッチモーターを選定してください。
操 作 前
1. 人身事故防止のため、電源を投入する前に、コネクタ,ケーブル類に損傷,脱落,ゆるみなどがな
いことを確認してください。
2. 人身事故防止のため、運動部分に手を入れないでください。また、プーリーの回転方向が矢印と一
致しているか、確認してください。
3. キャスター付き脚卓を使用の場合、不意の起動による事故防止のため、キャスターをロックするか、
アジャスター付きの時は、アジャスターで脚を固定してください。
操 作 中
1. 巻き込みによる人身事故防止のため、機械操作中ははずみ車,手元プーリー,モーターなどの動く
部分に、指,頭髪,衣類を近づけたり物を置かないでください。
2. 人身事故防止のため、電源を入れる時、また機械操作中は、針の付近や天びんカバー内に指を入れ
ないでください。
3. ミシンは高速で回転しています。手への損傷防止のため、操作中はルーパー,スプレッダー,針棒,
釜, 布切りメスなどの動く部分へ絶対に手を近づけないでください。また糸交換の時は、 電源を切り、
ミシンおよびモーターが完全に停止したことを確認してください。
4. 人身事故防止のため、機械をテーブルから外す時、また元の位置へ戻す時、指などをはさまれない
ように注意してください。
5. 不意の起動による事故防止のため、ベルトカバーおよび V ベルトを外す時は、電源を切り、ミシン
およびモーターが完全に停止したことを確認してください。
各使用段階における注意事項
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