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参照温度 (Ref. temp.)
参照温度は20° Cあるいは25° Cのどちらかを選択します。 導電率の値は、 設定した参照温度での値
を表示します。
温度補償方法 (Temp. comp.)
リニア補正
一般的に溶液の導電率は、 温度が上がると導電率も高くなります。 ほとんどの溶液では、 温度と導電
率の関係は直線関係で与えられています。 このようなケースでは、 リニア補正を行います。 温度補正係
数(0
10%/° C)を入力する画面が表示されます。 測定した導電率の値は、 次式で補正されて表示さ
れます。
G
=G
/(1+(α(T-T
TRef
T
Ref
ここで、
G
T° Cのときの導電率測定値 (mS/cm)
T
G
参照温度 T
Tref
Ref
温度補正係数 (%/° C)
α
T
測定温度 (° C)
T
参照温度 (20 ° C または 25 ° C)
Ref
注
α − 温度補正係数を 0 に設定すると、 UDP と同じ測定方法になります。
ノンリニア補正
天然水は、 導電率と温度の相関関係が直線から大きく外れます。 このようなときは、 ノンリニア補正
を選択します。
測定した導電率の値に、 測定温度でのファクター f25 を掛けると、 参照温度25° Cでの導電率の値に
補正されます(別表を参照)。
G
= G
· f
T25
T
25
もし、 他の温度のときの値に換算するときは、 例えば20° Cに換算するときは、 25° Cに補正した値を
1.116 (20.0° Cにおけるf25 参照)で割ります。
G
= (G
· f
)/1.116
T20
T
25
注
天然水の導電率測定は、 0
nLF range という警報が表示されます。
TDS ファクター
TDSファクターの入力画面が現れます。 TDS (Total Dissolved Solid) は、 孔径0.45μmのフィルターを
通過した、 溶解固形分の濃度を表します。 TDS
物、 リン酸塩、 硝酸塩、 カルシウム、 マグネシウム、 ナトリウム、 有機物イオン、 その他のイオンが含ま
れます。
TDS(mg/L) は、 導電率の値を TDS ファクターで割って得られます。
14
))/100)
に補正された導電率 (mS/cm)
35.9° Cの範囲でのみ可能です。 この範囲から外れると、 Temp. out of
には、 一般的には炭酸塩、 重炭酸塩、 塩化物、 硫化
METTLER TOLEDO SevenGo pro™ conductivity