Safety Information
• 持続的な不快感や繰り返しのある不快感、痛み、
拍動、疼き、刺痛、麻痺、焼けるような感覚、固
さといった兆候を無視しないでください。ツール
の使用を中止し、雇用主に伝え、医師の診察を受
けてください。
ノイズおよび振動の危険性
• 高サウンド レベルにより永久に聴力が失われた
り、耳鳴りなどの問題が生じることがあります。
ご自身の雇用者、または職業上の健康と安全のた
めの規定で推奨される防音用耳栓を使用してくだ
さい。
• 振動への暴露は神経を損傷し、手腕の血液供給を
阻害する危険性があります。温かい衣服を着用
し、手を暖かく乾燥した状態に保ってください。
麻痺やチクチクした痒みがある場合、または肌が
蒼白化した場合、ツールの使用を中止し、雇用主
に伝えて医師の診察を受けてください。
• 握る力を強くすると振動の危険性が一般に高くな
るため、ツールは軽く安全に握って保持してくだ
さい。できれば、バランサーでツールの重量を支
えてください。
• 騒音や振動のレベルが不必要に高くならないよう
にするには、
• 本取扱説明書にしたがってツールを操作、保守
し、アクセサリーと消耗品を選択、保守、交換
します。
• 作業用材の「がたつき」を防ぐために制振材を
お使いください。
作業場の危険性
• 滑ること、つまずくこと、転倒が重大なケガや死
亡事故の主な原因です。歩く所や作業場の床に置
いたままの余分なホースに気をつけてください。
• 作業の過程で出るホコリを吸い込んだり、破片に
手で触れないでください。健康上有害となる可能
性があります (癌、出生異常、喘息、皮膚炎な
ど)。浮遊粒子の生じる物質を扱う作業では、集
塵機を使用し、呼吸用保護具を装着してくださ
い。
• 動力を使った研磨、切断、研削、穴あけ、その他
の建築作業で生じるホコリには、カリフォルニア
州において、癌や出生異常その他生殖への危害を
引き起こすことが知られている化学物質が含まれ
ている場合があります。以下は、そうした化学物
質の例です:
• 鉛入りの塗料から出る鉛
• 結晶シリカのレンガやセメントその他の築壁用
製品
• 化学処理したゴムに由来する砒素およびクロム
こうしたものに曝されることによる危険性は、こ
の様な作業をどれほど頻繁に行うかによって異な
ります。こうした化学物質への曝露を低減するに
は、十分な換気が行われている場所で作業し、微
細粒子を除去する特殊設計の防塵マスク等の認可
された安全機器を使って作業を行ってください。
• 慣れない環境で作業する場合は、細心の注意を払
ってください。電気配線やその他の配線など隠れ
た危険物が存在する可能性があります。
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© Atlas Copco Industrial Technique AB - 9836 3893 00
• サンディングまたはグラインディングにより発生
する粉塵や煙は、爆発性環境を生む原因になるこ
とがあります。加工用材に合わせて、必ず集塵ま
たは抑制システムを使うようにします。
• 本ツールは、爆発の可能性がある雰囲気では使用
しないでください。本ツールは絶縁されていませ
ん。
廃棄せずにユーザーにお渡しください
一般的な安全に関する注意事項
ケガの危険性を減らすために、本ツールの使用、取り
付け、修理、保守、アクセサリ交換を行う人、あるい
は近くで作業する人は、すべて、作業を実施する前に
本注意事項を読み理解しなければなりません。
安全で効率の良い作業に役立つツールを提供すること
がアトラスコプコの目標です。どのようなツールで
も、最も重要な安全装置は「お客様」ご自身です。皆
様の注意と正しい判断が、けがをしないための最善の
防護手段です。発生し得るあらゆる危険性をここで網
羅することはできませんが、そのうち重要なものをい
くつか取り上げました。
• このパワーツールの設置、調整や使用は、有資格
で訓練を受けた作業者のみが行ってください。
• 本ツールとそのアクセサリーは絶対に改造しない
でください。
• 損傷している場合は本ツールを使用しないでくだ
さい。
• 本ツールの定格回転数、作動圧力、危険性の警告
サインの読み取りができなくなったり、外れてい
る場合、即座に交換してください。
安全に関する追加情報については、以下を照会し
てください:
• 本ツールに同梱のその他の文書および情報
• お客様の雇用主、組合、事業者団体
• 「ポータブルエアツールの安全規則」(ANSI
B186.1) は http://global.ihs.com/ の Global Engi-
neering Documents (全体エンジニアリング書
類)から印刷できます。または電話 1 800 854
7179 でおたずねください。ANSI基準の入手が
難しい場合には、http://www.ansi.org/ からANSI
にご連絡ください。
• 詳細な労働安全衛生情報については、次の
Web サイトを参照してください:
• http://www.osha.gov (米国)
• https://osha.europa.eu/ (欧州)
給気と接続の危険性
• 空圧は重大な怪我の原因となることがあります。
• 使用していないとき、アクセサリー交換前、修理
時には必ず給気を切り、空圧のかかったホースを
排気し、ツールを給気口から外してください。
• エアを決して自分または他の人に向けないでくだ
さい。
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