もしくは「感電注意:電気柵」の
ような内容を掲示する。
表示板は両面とも消したり彫った
りできないものを使用し、文字の
サイズ2.5cm以上とする。
用語の定義
電牧器:周期的に電気柵に衝撃電流を
流す装置。
フェンスもしくは柵:家畜の脱出防止
や害獣の侵入防止、安全確保を目的と
する設備で金属線や杭、横木等が使用
される。
電気柵:1本、あるいは2本以上の伝導
体で作られた柵で、地面に対して絶縁
されており、電牧器からの衝撃電流が
流れる。
アース棒:電牧器の近くの地中に打ち
込まれた金属棒で、電牧器のアース端
子に繋がっており他の接地線から独立
している。
接続導線:導電体で電牧線とアース棒
を電牧器に接続するもの。
動物用電気柵についての必須要
項
電気柵とその付属機器は、人間や動物
、周囲の状況に対する危険を最小限に
するよう配慮して設置、運用、維持管
理されなければなりません。
警告!
電気柵に頭、首や胴が接触し
ないように注意して下さい。電気柵
を跨いだり、線の間や下を潜ったり
せず、出入口用のゲートもしくは横
断用の設置がなされた場所を利用し
て下さい。
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身体的、感覚的、精神的な能力を十分
持ち合わせていない方(子供を含む)
、あるいは知識と経験が足りない方の
使用を想定して本器は製造されており
ません。但し、そのような方の安全に
責任を持つ方による操作の指導や監督
があれば、この限りではありません。
子供が電牧器で遊ばないよう十分に注
意して下さい。
動物や人間が絡まることがないよう、
電機柵の設置場所には十分に配慮して
下さい。
一つの電気柵に二つの電牧器を接続し
たり、一つの電牧器に二つの独立した
電気柵を接続してはいけません。
二つの電牧器からそれぞれ独立した電
気柵に通電する場合、互いの電牧線の
間隔は2.5m以上をあけて下さい。この間
隔が狭い場合は、非導電材もしくは絶
縁処理された金属性のバリアを設置し
て下さい。
有刺鉄線やレーザーワイヤーに電牧器
を接続して通電しないで下さい。
有刺鉄線やレーザーワイヤーなどの通
電していない線と電気柵の電牧線を組
み合わせて使用することができます。
その際、電牧線はこれら通電していな
い線の垂直面から15cm以上離して下さ
い。有刺鉄線やレーザーワイヤーには
一定間隔でアースを設置して下さい。
アースに関してはPATRIOTのホームペー
ジwww.patriotglobal.comをご参照下さい。
電牧器のアース線とアース棒は、交流
電力用や電気通信用といったその他の
アースから尐なくとも10m以上離して下
さい。
建物内に配置される接続導線は建物の
アースから十分に絶縁されている必要
があります。絶縁高圧ケーブルを使用
して下さい。