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製造工程によ り、 キャ リブレーシ ョン日が製造月より後になる場合があります。
トルク反作用バーの説明
トルク反作用バーにより、 トルク反作用が作業員に伝わらないよう、 すべての反作用力が抑制されていることを確認できます。
反作用バーは、 反作用トルクによる危険を最小限に抑えるため、 正しく 取り付けて使用してく ださい。 図2を参照してください。 反作用バーを使
用しないと、 工具が制御不能になり、 けがにつながる恐れがあります。
取付け
トルク反作用バー/プレートを出力ドライブの上に合わせ、 反作用スプラインを噛み合わせます。 同梱のサークリップで固定します。
製品の一般的な安全性
• スクエアドライブエクステンションは使用しないでください。 これらのエクステンションを使用すると、 工具の出力ドライブに深刻な損傷が
生じます。 図1を参照してください。
• トルク反作用バーは、 反作用バーとナッ ト (ファスナー) の中心が工具の中心軸に対して垂直になるよう取り付けてください。 図2を参照し
てください。
• トルク反作用バーは、 工具の最大負荷に対応できるものでなければなりません。 標準の反作用バーを改造すると、 工具に過剰な負荷がか
かり、 けがや工具の損傷につながる恐れがあります。
• 反作用バーの最大の表面にのみ、 反作用トルクをかけてください。 図2、 Aを参照してください。
• 反作用バーのその他の表面には反作用トルクをかけないでください。 図2、 Bを参照してください。
• 反作用点が安全でないまま工具を使用すると、 工具に過剰な負荷がかかり、 けがや工具の損傷につながる恐れがあります。
• 標準の反作用バーは、 標準の長さのソケッ トと使用したときに理想的な固定反作用点を提供するよう設計されています。 図3Aを参照して
ください。
• 長すぎるソケッ トを使用すると、 反作用バーが安全なトルク反作用エリアからずれる場合があります。 図3Bを参照してください。 長いトルク
反作用バーを使用して、 安全なトルク反作用エリアを維持してください。 A-1 ページの反作用バーの部品リストを参照してください。
製品の安全性 - 工具使用時
• けがのリスクを避けるため、 工具の使用中はトルク反作用バーに手を触れないでください。
• 工具の運転中は、 トルク反作用バーが出力ドライブとは逆方向に回転します。 トルク反作用バーは、 締め付けるファスナーに隣接する固い
物体または表面に対して平らに設置しなければなりません。 図4を参照してください (A = 時計回り運転、 B = 反時計回り運転) 。
• 工具の運転中は、 ファスナーまたは構成部品に不具合があった場合に予期せず解放してしまわないよう、 常に支えを利用してください。
• ピンおよびOリングでスクエアドライブにソケッ トを固定することを推奨します。 具体的な説明については、 ソケッ トメーカーにお問い合
せください。
状態が良好であり、 電動工具での使用が意図されたビッ ト、 ソケッ トおよびアダプタのみを使用してく ださい。 使用中にトルクによる破損が生じ
るため、 手動用 (クロム) ソケッ トまたは付属品を使用しないでください。
運転
• 工具のセッ トアップについては、 ユーザー情報マニュアルを参照してください。
手順1。 反作用バーを固定された反作用点に合わせ、 締め付けるナッ ト (ファスナー) 上に工具を合わせます。 トルク反作用バーは、 必ず固定
された反作用点に隣接させてください。 図4Aおよび4Bを参照してください。 ハンドルを、 反作用バーに対して作業しやすい位置まで回しま
す。
手順2。 バランスの取れた安定した姿勢を保ち、 反作用力による工具の通常または予期せぬ動きに対応できるようにしておきます。
• トルクに作用する支持ハンドルや反動棒などの機能が備わっている場合には、 この機能を正しく 取り付けて使用し、 反動トルクによ り生じる
おそれのある危険を最小限に抑えてく ださい。 この機能を使用しないと、 工具の制御不能および傷害が生じるおそれがあります。
• 工具のトルクや動作力を制御しにく い場合には、 支持ハンドルや反動棒を工具にしっかり取り付け、 使用してく ださい。 反動棒は必ず安定し
た固定物に対して作用させてく ださい。 この機能を使用しないと、 工具の制御不能および傷害が生じるおそれがあります。
手順3。 トリガーを押し込み、 トルク反作用バーが固定された反作用点に触れるまでトリガーを押したままにします。 トリガーを押し込んでい
る間は、 工具によってナッ ト (ファスナー) にトルクがかかります。 工具は、 自動的に停止します。 トリガーを放します。
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