Game Readyシステムを不適切に配置したり、 長時間使用すると、 組織損傷を起こすおそれ
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があります。
療法を実施中、 患者は処置領域の周辺の皮膚、 または処置する手足の指に火傷、 かゆみ、 腫れ
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の増加、 または痛みがないか確認する必要があります。 これらの徴候が存在するか、 皮膚の外
観に変化 (例えば、 水腫れ、 より強度な発赤、 変色、 その他の顕著な皮膚の変化) が見られる場
合は、 患者は使用を停止して医師と相談することが推奨されます。
Game Readyラップは滅菌されていないため、 開放創、 痛む部位、 発疹部位、 感染部位、 縫合部
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位に直接配置しないでください。 衣類や包帯の上から装着することもできます。
Game Readyラップには複数の形態で利用可能ですが、 あらゆる 可能な生理学的な使用を
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意図しません。 例えば、 足首用ラップは足指での使用には設計されておらず、 また背中用ラッ
プは腹部領域での使用には設計されていません。
以下の患者におけるGame Readyシステムでの圧迫療法 (血管空気圧圧迫法) の使用は、 免許
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をもった医師の指示のもとでのみ行います。
患部に開放創をもつ患者 (Game Readyを使用する前に外傷を包帯で覆う必要があり
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ます) 。
患部に急性で不安定な (未処置の) 骨折がある患者。
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18歳以下の子ども、 または一時的 (医薬品によって) であるか恒久的であるかに関わら
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ず、 認識障害またはコミュニケーション障害をもつ患者。
心不全または鬱血性心不全 {うっけつ せい しんふぜん} ( 四肢または肺に浮腫を伴う)
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をもつ患者。
患部に局部的な皮膚状態 (例えば、 皮膚炎、 血管の結紮、 壊疽、 植皮) をもつ患者。
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患部に丹毒または他の活動性感染をもつ患者。
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以下の患者におけるGame Readyシステムを用いた冷却療法は、 免許をもった医師の指示の
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もとでのみ行います。
レイノー病または寒冷過敏症 (寒冷蕁麻疹) をもつ患者。
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高血圧または極度に低い血圧をもつ患者。
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糖尿病患者。
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患部に局部循環障害または神経学的障害 (複数の手術処置による麻痺または局部障害
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を含む) をもつ患者。
患部に関節リューマチをもつ患者。
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ラップは腹部を抑圧および/または冷却するため、 胃腸運動および胃酸分泌が増加する
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ことから、 既知および管理不良の消化性潰瘍をもつ患者。
JA-14
一 般 的 な 警 告 お よ び 注 意
警告