5. バイアルの上部
から下部にシリコン
オイルの小滴を塗布
します。
6.3 濁度の測定
正確な濁度測定には、汚れていない試料セルを使用し、気泡を除去します。
6.3.1 測定の注意事項
装置の変動、迷光、および気泡の影響を最小化する上で、適切な測定技術は重要です。正確で繰り返
し可能な測定のために:
装置
• 本装置が水平で静止した面上にあり、測定中に振動がないようにします。
• 装置がすぐに安定します。ウォームアップ時間は必要ありません。
• 測定、校正、および検証中は、試料コンパートメントのふたを必ず閉じます。
• 装置を長期間 (1 か月超) 保管する場合は、本装置から試料セルを取り外してオフにします。
• ちりやごみが入らないように、試料コンパートメントのふたを閉じた状態にしておきます。
試料セル
• 試料が本装置に流入するのを防ぐために、試料セルに必ずキャップを取り付けます。
• 必ず汚れていない試料セルを良好な条件で使用します。セルが汚れたり、傷がついていたり、損傷
していると、測定値が不正確になる可能性があります。
• 常温の試料で試料セルに「くもり」が発生しないようにします。
• 試料セルは、蒸留水または脱イオン水を充填し、キャップをしっかり取り付けて保管します。
• 精度を発揮するように、測定ごとの単一試料セルまたはフローセルを使用します。
注 : 別の方法として、対応する試料セルを測定に使用できますが、 単一のインデックス付き試料セルまたはフローセ
ルと同等の確度または精度はありません。対応する試料セルを使用する場合は、試料セルの方向マークと試料セル
ホルダーの基準マークを合わせます。
測定
• 温度変化や沈降を防ぐために、試料をすぐに測定します。測定を行う前に、必ず試料全体が均一に
なるようにします。
• できれば試料を希釈しないようにします。
• 直射日光の当たる場所で装置を操作しないようにします。
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日本語
6. オイルクロスを
使用して、バイアル
の表面にオイルを均
等に塗布します。ほ
とんどのオイルを除
去します。バイアル
がほとんど乾燥した
ことを確認します。
7. バイアルの三角
マークと試料セルホ
ルダーの基準マーク
を合わせて、バイア
ルを試料セルホルダ
ーに入れます。クリ
ック音が聞こえるま
で、ふたを押して閉
じます。
8. [Read (測定)] を
押します。値と合否
状態が表示されま
す。データは本装置
に自動保存されま
す。