9.0 圧力計の取り付け(GBJ100のみ)
圧力計は、 モデルGBJ100にのみ使用されます。 圧力計は、
出荷時に取り外されているため、 ジャッキ操作の前に取り
付けてください。 図8を参照してください。
以下の手順に従って、 圧力計を取り付けます:
1. ラムが完全に戻された状態で、 サドルに荷物が置かれ
ていないことを確認してください。
2. 17 MMスパナを使用して、 運搬用プラグ(A)を圧力計ポ
ートから外します。
3. Oリング(B)をねじ込みポートの底に取り付けてくださ
い。
4. 圧力計(C)の目盛りを手前に向けてポートに位置決め
します。
5. 圧力計ハウジングが動かないようにしっかりと保持しな
がら、 スイベル継手をポートにねじ込みます。 22 MMスパ
ナを使用して、 継手を手締めします。
O リングの損傷を防ぐため、 圧力計取り付け
時にスパナ延長部品は使用しないでください。
10.0 トラブルシューティング
一般的なボトルジャッキの症状、 考えられる原因と対策の
一覧については、 トラブルシューティングテーブルを参照し
てください。
修理サービスについては、 ENERPAC正規サービスセン
ターにお問い合わせください。 点検および修理は、 必ず
ENERPAC認定サービスセンターまたは資格を持つ油圧サ
ービス業者に作業をご依頼ください。
症状
1. 不規則な動作。
2. ラムが上昇しない。
トラブルシューティングテーブル
考えられる原因
システムに空気が混入して
いる。
油圧オイルの粘度が高す
ぎる。
ラムの詰まりまたは固着。
シールの摩耗/内部の損傷。
逃がし弁が開いている。
オイルレベルの低下。
ジャッキの油圧サーキッ トの
空気閉塞。
荷物の重量がジャッキ能力を
超えている。
A
図 8 - 圧力計の取り付け(GBJ-100のみ)
ユニッ トから空気を抜いてください。 空気抜きの説明
については、 6.2節を参照してください。
すべての使用済みオイルを抜き取ります。 Enerpac
Type HF油圧オイル(ISOグレード32)の適正なレベル
を参照してください。 6.1節を参照してください。
重要:使用済みオイルは、 該当するすべての法律およ
び規則に従って廃棄してください。
ジャッキからごみやほこ りまたは沈着物を取り除いて
ください。 荷物の下でジャッキの位置がずれていな
いか確認してください。
ジャッキの点検および修理をEnerpac認定サービス
センターに依頼してください。
逃し弁を閉じてください。
Enerpac Type HF油圧オイル(ISOグレード32)を適
正なレベルまで充填してください。 6.1節を参照して
ください。
ユニッ トから空気を抜いてください。 空気抜きの説明
については、 6.2節を参照してください。
負荷定格が適切で能力の高いジャッキを使用してく
ださい。
83
C
B
処置