可変速パドル型ト リガ
工具には可変速パドル型ト リガが装備されていま
す。 工具は、 トリガを引き絞ったり放したりすること
で、 「オン」 や 「オフ」 に切り換えることができます。
ブレードプランジャのス トローク速度は、 ト リガを
押し込む距離によって、 最小から最大のラベルが
付けられたス トローク速度に調整することができ
ます。 圧力をより多く印加することで加速し、 圧力
を開放することで減速します。
高速設定は、 一般に高速切断に使用します。 また
木材、 複合素材、 およびプラスチックなどのより柔
らかい素材を切断する際に使用します。 より低速
の設定は、 一般に精度が必要な場合に使用しま
す。 または、 より硬い素材を切断する際に使用しま
す。 一般に低速で切断する素材には、 薄板金属、
導管およびパイ プなどがあります。
排気デフレクタ
工具には360度排気デフレクタが装備されていま
す。 排気デフレクタを回転することで、 切断屑が使
用者や周囲の人に向かって飛ばないようにできま
す。
ケガを防ぐために、 常にマスク、 ゴーグル、 および
聴覚保護具を着用してください。 切断屑に曝露す
ると、 呼吸器の炎症が起こることがあります。
空気ろ過器 (PTRS1000)
空気ろ過器は、 工具後方にある取り外し可能な空
気取り入れ口ブッシュに内蔵されています。 これを
清掃するには、 ブッシュを取り外し、 エアホースを
使用して、 埃などの粒子をスク リーンおよびブッシ
ュから吹き飛ばします。 空気取り入れ口ブッシュを
13.6-15.8 N•m (120-140 in. lb.)の トルクで締め
付けます。
ノ コギリの準備
刃の選択
すべての切断ジョ ブに効率的に作業できる万能の
刃はありません。 さまざまな素材には、 特別に設計
された刃が必要です。 往復ノ コギリ刃は非常に多
様な素材を切断できるため、 多くのタイ プの
Snap-on 製の刃が使用できます。 適切な切断性
能を確保するために、 適切な刃を使用する必要が
あります。
刃を交換する前にエアホースを取り外してくださ
い。
刃を上下逆に取り付けることはお勧めできませ
ん。
刃が熱くなっている場合、 取り外さないでくださ
い。
ZPTRS1000CE Rev. A
推奨されている刃だけを使用してください。 長す
ぎる刃や粗すぎる刃を使用すると、 ケガをすること
があります。
付属のスナップオン止めネジだけを使用してくだ
さい (部品リストを参照) 。 汎用止めネジを
PTRS1000に使用すると、 使用中に刃が緩んで、
ケガをすることがあります。
長時間の使用後、 または保存した後は、 止めネジ
の緩みを点検してください。
刃の取付け
1. ユーザーも付近にいる人も、 パワーツールの周囲
では、 必ず安全眼鏡を着用してください。
2. 空気ラインからツールを取り外します。
3. 付属の六角工具を使用して、 両方のネジを3回転
分緩めて、 刃が自由にスライ ドできるようにしま
す。
刃を挿入する場合は、 止めネジを完全に引き抜く
必要はありません。
4. 刃をコレッ トに入れて、 その底部が出てくるまで
スライ ドさせて挿入します。 刃の底部が出てく ると
き、 小さな金属的な音がするはずです。 この音が
聞こえない状態で、 塗装された刃を使用している
場合は、 塗装がコレッ トで邪魔になっていないか
確認してください。 安全のために、 熱くなっている
刃は触らないでください。
5. 一番後の止めネジ (グリ ップの一番近いネジ)
を、 15~20 in-lbsのトルクで締めます。
6. 一番前の止めネジを15~20 in-lbsの トルクで締
めます。 PTRS1000を6インチの刃を付けて使用
する場合、 この止めネジをノ コギリ刃の穴とそろえ
る必要があります。 (図4)
7. 刃の鋭利でない面を引っ張って、 しっかり固定さ
れていることを確認してください。 刃が緩んでい
る場合は、 必要に応じて再調整してください。
8. ツールを空気ラインにつないで、 ゆっく り と速度を
速めながら、 刃を試験します。 この作業中は、 ツ
ールを人に向けないでください。
9. マニュアルの指示に従って、 ノ コギリを使用しま
す。
注: 0.057 インチより厚いノ コギリ刃は使用しない
でください。
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