システム コントロール類
VOLUME (音量) - 音量つまみで入力システムのゲインを設定します。通常は
このつまみを最高 にし、接続したオーディオ ソースの入力レベルを調整し
ます。音量つまみでスタジオ モニターの左右の音量を一致させます。
HF ADJUSTMENT (高音調整) - 高音調整でお好みの音質に調整します。工場設
定はフラットです (つまみが FLAT の位置)。
LF ADJUSTMENT (低音調整) -- - 低音調整で好みの音質にしたり、室内音響を補
正することができます。スタジオ モニターの再生周波数応答を適切に保つにはどんな調整
が必要であるか決定する上で、室内音響が重要な決め手となります。たとえば、壁面や部
屋の隅にスピーカーを配置すると低域が強調されます。
BALANCED INPUT (平衡入力) - XLR および TRS 入力ジャックには、ミ
キシング コンソールやオーディオ インターフェースなどのオーデ
ィオ機器を出力を接続します。一度に 1 つの入力のみを接続してく
ださい。
UNBALANCED INPUT (不平衡入力) - RCA 入力ジャックには、オーディオ インタ
ーフェースやDJ 機器や携帯機器などのオーディオ機器を出力を接続します。一
度に 1 つの入力のみを接続してください。
AC INPUT INLET SOCKET & FUSE HOLDER (AC 電源入力ソケットとヒューズ ホルダ
ー) - スタジオ モニターへの電源接続には、標準型 IEC タイプの AC 電
源入力ソケットが使用されます。ソケットの下には、ヒューズが 2 本 (1 本
はスペア用) 収納されるヒューズホルダーがあります。
左右のスタジオ モニターの間の距離を 1~1.5 メートルに
し、リスニング ポジションから見た左右スピーカーの間
の角度が60度になるように配置します。左右のスタジオ
モニターの間の距離を測り、リスニング ポジションと左
右のスタジオ モニターとの間の距離が、それと等しくに
なるようにします。このとき、リスニング ポジションと
左右のスタジオ モニターで正三角形が構成されます。左
右のスタジオ モニターのレベルをマッチさせることが重
要です。
ROKIT は、ツイーター (高音を再生する) とウーハー (中低
音を再生する) が1台の筐体に収納された2 ウェイ スタジ
オ モニターです。ツイーターとウーハーの間に音響軸ポ
イントがあり、そこに全周波数帯域が集中しています。
音響軸がリスニング ポジションでの耳の高さと一致すれ
ば、理想的な配置となります。音響軸が正しい方向にな
るように、スタジオ モニターを傾けてもかまいません。