メンテナンス
お手入れ
演奏後は弦の裏側やフレット、ブリッジサドルやナットに付着
した汗や脂を拭き取ることで、錆を防ぎます。ボディーやネッ
クの塗装面のよごれは揮発性の薬品や研磨剤を避け、また、こ
びり付いた汚れは楽器専用ポリッシュを染み込ませた楽器用ク
ロスでていねいに拭き取ってください。オイル仕上げ面の汚れ
や黒ずみは消しゴムや#1000以上の細目のサンドペーパー、
#0000スチールウール等で落とし、年に1∼2回は無色の家具
用仕上げオイルやガンオイルを適度に染み込ませた#0000ス
チールウールや布で拭くことで乾燥を防止できます。また、塗
装仕上げが施されていない指板面も、指板用オイルや良質のレ
モンオイルなどを少量含ませた布で、フレットの際までていねいに拭いてください。フレットの錆やくもりは指板
面をマスキングテープで保護した上で、#0000のスチールウールで磨き、さらにギターケーブルのプラグの先端
など、丸く滑らかな金属で磨くことでより滑らかになります。その他、時々、金属部品類のほこりを取り、軽く油
を染み込ませた柔らかい布で拭いてください。
弦・糸巻
弦は錆や変色が発生したり、音がこもって聴こえる時、あるいはビリつきがひ
どくなった時にできるだけすべての弦を同時期に交換してください。交換作業
は1本ごとに行うことで、ネックにかかる力が急激に変化することを防ぎま
す。 また、異なるゲージに交換した場合はネックの反り具合が変化してしまう
ため、ネックだけでなく、弦高やイントネーション、トレモロの取り付け角度
など、各部の再調整が必要になります。別紙の各ブリッジの調整方法にした
がって再調整してください。(同じゲージの場合でもイントネーションは弦交
換ごとに再調整をおすすめします。出荷時のゲージは裏面の取扱説明書をご覧
ください。)
弦は糸巻ポストの上から下へ2∼3回、順にきちんと巻きます。ギターの1∼3
弦は先端を図のように巻くことで、不用意にポスト部から弦が抜けることを防
ぎます。また、ポスト内部に弦の先端を挿入するタイプの糸巻は、あらかじめ
ニッパー等で弦の先を切って長さを調整してから巻いてください。
ギア部分が密閉されている糸巻はあらかじめ潤滑油が注入されていますので注
油の必要はありません。 また、つまみの先端部分につまみの回転の堅さが調整
できるスクリューが付いている糸巻は、プラスドライバーで調整スクリューを
締め付けるほどつまみの回転が固くなります。お好みの堅さに調整してお使い
ください。
粗悪な弦をご使用になると、弦が原因によるビレ音や音程のくるいが生じることがあります。また、 弦がねじれた
り折れたままでのご使用は、ビレやサスティーンの劣化を招きます。あらかじめねじれや折れがないことをご確認
ください。
STRING GAUGES
Solid guitars w/Tremolo, NDM2, JTK & ALL Gio
RG321MH, SZR, AXS, AR, ART, ARX, VBI & IC
7-String model
MMM1
MTM1
MTM2
ARTCORE guitars
Base guitars(AFB、AGB、ARTB)
4
.009/.011/.016/.024/.032/.042 inch
.010/.013/.017/.026/.036/.046 inch
.010/.013/.017/.026/.036/.046/.054 inch
.014/.017/.030/.040/.056/.074 inch
.011/.014/.018/.028/.038/.049 inch
.011/.015/.018/.028/.038/.054 inch
.010/.013/.017/.030/.042/.052 inch
.050/.070/.085/.105 inch
3
締める
2
ゆるめる
1