• 4 穴ソケットアダプタ (A-122100 or A-125100) はユーロ 4 穴 A-122300
(2055) と組み合わせて、中から短断端に使用。
• 中から短断端、または股関節離断用のオスピラミッド A-834300 あるい
は A-835300 (2025 あるいは 2025T)。
重要 : 常に、正規品のトータルニー / オズール社アダプターを使用してくださ
い。 ねじ山を完全にかみ合わせてください。 オスピラミッド、 羽つきアダプター
およびユーロ 4 穴の場合はピンチボルトを 90° 前方に合わせますが、メスピラ
ミッドの場合は 45° に合わせます(図 3 ) 。ねじ山はこの位置で最大の強度を
持つようにカットします。
他社製のアダプタはすべてのねじ山に完全にかみ合わないことがあります。
他社製のアダプタを使用されると強度が落ち、保証も無効となります。油圧
の上で絶対にアダプタを締め付けないでください。
羽つきアダプタを使用するとき、樹脂がアダプタの下に入り込み、ねじ山が
完全にかみ合わない原因となることがあります。膝に取り付けたときアダプ
タのねじ山が完全にかみ合うように、アダプタを損傷することなく慎重に樹
脂を取り除いてください。
重要 : 膝を完全に屈曲したとき、ソケット / アダプタ間の近位 2 / 3 の後方リン
クが絶対に接触しないようにする必要があります(図 4 ) 。 この部分が接触す
ると膝が損傷する可能性があり、保証は無効となります。バランスユニット
の下のソケットと後方リンクの接触はかまいません。
パイプが短すぎて設定を変更できない場合、 膝チューブアダプタにスペーサー
を入れることで長くしないでください。強度が落ち、保証が無効となります
(図 5) 。 患者の安全を最大限に高めるように、 新しいオズール社のパイプを使っ
て長さを補正してください。
ベンチアライメント(図 2 )
• 足部、パイプおよび膝継手を組み立てます。
• 膝継手の中心基準から計って、膝の中心高を定めます (3)。チューブク
ランプを 15 Nm に締め付けます(図 6) 。
• 踵の下に適切な差高を置くか、患者の靴に合わせます。
• 膝継手が正しく機能するように、 パイプは垂直にします。ピボット軸 (6)
からのアライメント基準線 (1) はフレックスフットカバーの後方 1/3 の
マークを通る必要があります(または他の義足の説明書を参照してくだ
さい) 。
• 選択したアダプター組み合わせのあるソケットを膝継手に取り付けま
す。アダプターの説明書で指定したトルクに締め付けてください。屈曲
/ 伸展および外転 / 内転角度は必ず患者評価で決定するようにしてくだ
さい。座骨レベル (2) のソケットを 2 分割したところからのアライメン
ト基準線 (1) が、膝継手のピボット軸とフレックスフットカバーの後方
1/3 マークを通る必要があります。
• 義足の全長が正しいことを確認してください。
注 : アライメント基準線 (1) がピボット軸 (6) に対して極端に前方になってい
る場合、膝の屈曲を開始するのに大きな努力が必要となることがあります。
バンパー選択(図 7 )
バンパーは軽度屈曲(スタンスフレクション)の量を決定します。
• バンパーカバーの下にマイナスドライバーを慎重に挿入し、カバーを取
り外します(図 8) 。
• バンパーの下に小さなマイナスドライバーを挿入し、 上に持ち上げます。
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