2.
PRA 30 レーザーレシーバーを PRA 81 高さ測定装
置に取り付けます。
3.
PRA 81 のロックカバーを閉じます。
4.
「ON/OFF」 ボタンを押してレーザーレシーバー
の電源をオンにします。
5.
PRA 30 を、 回転するレーザービームが受光窓に直
接当たるように保持してください。
レーザービームの受光位置は液晶表示とシグナル
音によって示されます。
6.
巻尺を使用して希望の間隔を測定します。
7.2.4 メニューオプション
本体の電源がオンになっているときに、 ON/OFF ボタ
ンを 2 秒間押します。
表示ディスプレイにメニューが表示されます。
単位ボタンを使用して、 メートル法とヤードポンド法を
切り替えます。
音量調節ボタンを使用して、 レシーバーの上部受光範
囲または下部受光範囲の音量を 「高」 に設定します。
PRA 30 をオフにして、 設定を保存します。
7.2.5 単位の設定
単位ボタンで、 各国用にご希望の単位を設定すること
ができます (mm / cm / off) または (¹⁄₈ in / ¹⁄₁₆ in /
off) 。
8 手入れと保守
8.1 清掃および乾燥
1.
照射窓の埃は吹き飛ばしてください。
2.
レーザー光線照射孔とフィルターに指で触れないで
ください。
3.
必ず汚れていない柔らかい布で清掃してくださ
い。 必要に応じてアルコールまたは少量の水で
湿してください。
注意事項プラスチック部分をいためる可能性があり
ますので、 他の液体は使用しないでください。
4.
本体を保管する場合は、 保管温度を確認してくだ
さい。 特に車内に保管する場合、 冬や夏の本体温
度に注意してください (- 25 °C ... + 60 °C) 。
8.2 Li‑Ion バッテリーパックの手入れ
湿気が入らないようにしてください。
はじめてお使いになる前にはバッテリーパックをフル充
電してください。
バッテリーパックを最大寿命で使用できるように、 本
体のパワーが著しく低下したら直ちに放電を中止してく
ださい。
注意事項
本体の作動を続けると、 セルの損傷を防ぐために放電
ja
が自動的に終了します。 本体はオフに切り替わります。
バッテリーパックは Li‑Ion バッテリーパック用に許可さ
れたヒルティ充電器で充電してください。
308
7.2.6 シグナル音の音量の調整
レシーバーの電源をオンにしたとき、 シグナル音は 「普
通」 の音量に設定されています。「シグナル音」 調節ボ
タンを押して希望の音量を選択します。 ボタンを 1 回
押すと 「普通」 から 「高」 に切り替わり、 もう 1 回
押すと 「オフ」 に、 さらに 1 回押すと 「低」 に切り
換わります。
7.3 ショック警告システムの作動解除
1.
本体の電源がオンになっているときに、 本体の
ON/OFF スイッチを 4 秒以上押します。
2.
ショック警告システム LED が連続点灯し、 この機
能が作動解除されていることを知らせます。
3.
ON/OFF スイッチから指を放します。
4.
自動整準モードに戻るには、 本体の電源を一度オ
フにしてから再びオンにしてください。
7.4 手動モードのスイッチオン
1.
傾斜機能を作動するために、 本体の電源がオンに
なっているときに本体の ON/OFF スイッチを 8 秒
間押します。
2.
8 秒後に傾斜機能 LED が連続点灯し、 傾斜機能
が作動します。
3.
ボタンを放します。
4.
これで水平面はモニターされなくなります。
5.
自動整準モードに戻るには、 本体の電源を一度オ
フにしてから再びオンにしてください。
注意事項
- NiCd または NiMH の場合のようなバッテリーパック
のコンディショニングは必要ありません。
- 充電を中断しても、 バッテリーパックの寿命に影響は
ありません。
- バッテリーの寿命に影響を及ぼすことなく、 いつ
でも充電を開始することができます。 NiCd または
NiMH の場合のようなメモリー効果はありません。
- バッテリーパックはフル充電した状態でできるだけ
涼しくて乾燥した場所に保管するのが最適です。
周囲温度が高い場所 (窓際) にバッテリーパックを保
管すると、 バッテリーパックの寿命に影響が出て、
セルの自己放電率が上昇します。
- バッテリーパックが完全に充電できなくなった場合
は、 劣化や過負荷で容量が低下しています。 この
バッテリーパックで作業を続けることはまだ可能です
が、 適当な時期にバッテリーパックを新品と交換して
ください。
8.3 保管
本体が濡れた場合はケースに入れないでください。 本
体、 本体ケース、 アクセサリーは清掃し、 乾燥させ
る必要があります (最高 40 °C/ 104 °F) 。 本体は完
全に乾燥した状態で本体ケースに収納してください。
長期間保管した後や搬送後は、 使用前に本体の精度を
チェックしてください。