Bosch GCL 25 Professional Manual Original página 166

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166 | 日本語
自動整準がオフになっている場合、本機を手持ち
で、または本機を傾斜した面に置いて測定するこ
とができます。ただ、レーザー光は必ず相互に垂
直に照射されるというわけではなくなります。
精度の確認
精度の影響
周囲の温度は精度に最も大きな影響を及ぼしま
す。特に床との温度差が大きいと、レーザー光が
歪んでしまう可能性があります。
床との温度差が大きい場合には、可能であれば本
機を三脚に取り付けてください。作業面の中央に
セットしてください。
外的影響のほかに、機器固有の影響(落下や急激
な衝突など)によって誤差が生じることがありま
す。作業開始前に毎回精度をチェックしてくださ
い。
水平方向のポイント照射の精度が許容誤差の範疇
にある場合、垂直方向のポイント照射とレーザー
ラインの精度もチェックしてください。
確認した時に最大偏差を超えていた場合には、お
買い求めいただいた販売店または弊社コールセン
ターまでご相談ください。
縦軸の水平精度をチェックしてください。
精度チェックを行うには、壁面(AおよびB)には
さまれた干渉物のない測定距離(20 m)と安定し
た設置面が必要になります。
– 本機を壁Aの近くにプラットフォーム(15)または
三脚の上に固定するか、安定した平坦な床面に
置いてから、 本機の電源を入れ、自動整準の5
ポイント照射モードを選択します。
A
20 m
– 本機の縦軸と並行して照射される水平のレーザ
ー光を壁A付近に向け、本機を整準させます。壁
のレーザードットの中央に印を付けます(ポイ
ントⅠ)。
1 609 92A 4HF | (20.08.2018)
A
180°
– 本機を180°回転させてから整準させ、反対側の
壁Bのレーザードットの中央に印を付けます(ポ
イントⅡ)。
– 本機を回転させることなく壁Bの近くに配置して
から、本機をオンにして整準させます。
A
– レーザードットの中央が壁Bに印を付けておいた
ポイントⅡに正確に来る高さに本機を配置しま
す(必要に応じて三脚や下敷きを使用)。
A
B
d
– 高さが変わらないようにして本機を180°回転さ
せます。本機を整準させ、壁Aのレーザードット
の中央に印を付けます(ポイントⅢ)。ポイン
トⅢができるだけポイントⅠの上または下(垂
直方向)に来るようにください。
– 壁Aに印を付けたポイントIとIIIの差dは、縦軸
に沿った本機の実際の高さの誤差となります。
測定距離が2 × 20 m = 40 mの場合の最大許容誤
差は
40 m × ±0.3 mm/m = ±12 mmで、ポイントⅠと
Ⅲの差dは最大12 mmとなります。
左右軸の水平精度をチェックしてください。
精度チェックを行うには、壁の前に干渉物のない
測定距離(20m)と安定した設置面が必要になりま
す。
B
B
B
180°
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