– 本機を壁から20 m離してプラットフォーム (15)
または三脚の上に設置するか、安定した平坦な
床面に置きます。本機の電源を入れ、自動整準
の5ポイント照射モードを選択します。
2 0
m
– 本機の横軸に沿って照射される横の2本のレーザ
ー光の1本を壁に向けます。本機を整準させま
す。壁のレーザードットの中央に印を付けます
(ポイント Ⅰ)。
d
– 高さが変わらないようにして本機を180°回転さ
せます。本機を整準させ、壁の横のもう1つのレ
ーザー光のドット中央に印を付けます(ポイン
ト Ⅱ)。ポイント Ⅱができるだけポイントlの
上または下(垂直方向)に来るようにくださ
い。
– 壁に印を付けたポイントIとIIの差dは、横軸に
沿った本機の実際の高さの誤差となります。
測定距離が2 × 20 m = 40 mの場合の最大許容誤
差は
40 m × ±0.3 mm/m = ±12 mmで、 ポイントⅠと
Ⅱの差dは最大12 mmとなります。
作業に関する注意事項
レーザードットやレーザーラインの中央に印を
u
付けてください。レーザードットの大きさとレ
ーザーラインの幅は距離に応じて変化します。
三脚(付属品)を使用して作業する場合
三脚は、安定感のある、高さ調整可能な測定用ツ
ールです。本機の三脚取付部(6)(1/4インチ)を
三脚(16) または市販の撮影用三脚のネジ部に合わ
Bosch Power Tools
せます。市販の三脚に固定する場合には、5/8イン
チの三脚取付部(5)を使用してください。三脚の固
定用ネジを締め付けて本機を固定します。
本機をオンにする前に、三脚の位置をある程度調
整してください。
マルチマウントクリップ(付属品)を使用した固
定
マルチマウントクリップ(15)を使用して、本機を
垂直の面、配管や磁性材料などに固定することが
できます。マルチマウントクリップは床用三脚に
も適しており、本機の高さを容易に調整できるよ
うになります。
本機をオンにする前に、マルチマウントクリップ
(15)の位置をある程度調整してください。
メジャーリングプレート(付属品)を使用する場
合(図 A–Bを参照)
メジャーリングプレート (14)を使用して、床また
は壁のレーザーの高さに印を付けることができま
す。
ゼロフィールドと目盛をもとに希望する高さとの
ずれを測定し、それを他の場所に適用することが
できます。これにより、転用する高さに合わせて
本機を正確に設定する手間が不要になります。
メジャーリングプレート(14)には、距離が離れて
いる場合や強い光が当たっている場合でもレーザ
ー光の視認性を向上させる反射コーティングが施
180°
されています。明暗強度はレーザー光に沿ってメ
ジャーリングプレートを見た場合にのみ認識でき
ます。
ターゲットパネルを使用して作業する場合
条件があまり良好でない場合や距離が離れている
場合には、ターゲットパネル(13)を使用すると、
レーザーラインの視認性が向上します。
ターゲットパネル(13)の反射面により、レーザー
ラインの視認性が向上します。半分が透明となっ
ているため、ターゲットパネルの背面からもレー
ザーラインを確認することができます。
レーザー用保護メガネ(付属品)
レーザー用保護メガネは周囲の光を透過するた
め、目にはレーザーの光がより明るく感じられま
す。
安全メガネとしてレーザー用保護メガネを使用
u
しないでください。レーザー用保護メガネはあ
くまでもレーザービームを見やすくするための
もので、レーザー光から保護することはできま
せん。
レーザー用保護メガネをサングラスとして使用
u
したり、着用したまま運転しないでください。
レーザー用保護メガネは紫外線から目を完全に
守ることはできず、着用したままだと色を正確
に知覚できなくなります。
作業事例(図C–Fを参照)
本機の用途事例は構成図に記載されています。
確認する面やエッジの近くに本機をセットし、測
定を開始する前に整準させてください。
日本語 | 167
1 609 92A 4HF | (20.08.2018)