ユニットでの作業
タイププレートに記載の電圧が、 使用可能な主電圧と一致していること
を確認してください。 「技術データ」 に記載された環境条件 ( 温度、 湿度
など ) を順守してください。
シャフトジェネレータの取り付け ( 図 1 と図 3 を参照 )
- シャフトジェネレータは無理やり差し込まないで下さい。 シャフトロッ
ク ( 図 1-3) を左側へ回して完全に緩めてください。
- シャフトロックの取り付け穴にシャフトジェネレータを入れ、 カチッと
音が聞こえるまで ( 一番奥まで ) 差し込んで下さい。
- シャフトロック ( 図 1-3) を右側に回し、 カチッと音がするまで締めてく
ださい。 シャフトロックとカバーにあるマークが締まった時にふさがっ
てしまいます。
シャフトジェネレータの先と容器の底は少なく とも 10mm の間隔をあ
けてください。
シャフトジェネレータの取扱説明書も合わせてよくお読み願います。
回転時の大きな振動により不要な空気が入り込むのを避ける為に、 T10
ベーシックを少しバランスをはずして (試料の中心より少し容器の縁寄り)
設定する事も可能です。
スイッチ ( 図 1-2) を入れる前に、 スピードコントロールダイヤル ( 図 1-1)
を最低速に設定します。 スイッチを入れて
から徐々に回転数を上げてください。 スピードコントロールダイヤル (図
1-1) は無段階で回転数を調整できます。
T10 ベーシックは、 無負荷時で 8,000 から 30,000RPM の設定ができます。
先ず先に電源コードを繋いでください。
ON/OFF スイッチ ( 図 1-2) で T10 ベーシックのスイッチ操作をしてくだ
さい。
エラー訂正
本機は短時間 ( 作業時間10分間、休止時間5分間 ) の使用向きに作
られています。 立下り時間も作業時間として考慮に入れてください。
連続作業時、本機は負荷の度合いによって温度上昇しますが、ドラ
イブには過負荷安全装置が付いているので、過負荷状態になる前に
自動的にスイッチが切れます。
ON/OFF スイッチで切った場合は、適度な休止時間をとった後、再
スタートしてください。
注意 : 過負荷安全装置が自動的に反応してスイッチが切れた後は、
直ぐ再スタートはしないで下さい。
スイッチで一度切り、休止時間を取り、本体の温度が十分に下がっ
てから再スタート願います。
清浄とメンテナンス
清浄:
お手入れ:
T10 ベーシック部は、基本的にはメンテナンスは要りませんが、ス
ペアパーツ等の消耗 ・ 磨耗は避けられません。
使用状況によっては故障も起こりうることを御了承下さい。
モータのカーボンブラシは永くお使いいただくうちに摩耗し、コレ
クター(カーボンブラシ相手側)に磨耗溝ができます。
お手入れの際は必ず電源コードを外してくだ
さい。
製品のお手入れには、弊社製品のお手入れに使用することが承認さ
れている洗浄剤のみをお使いください:界面活性剤 / イソプロピル
・アルコール。
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