校正の失敗のトラブルシューティング
校正の失敗は通常、システムの 1 つ以上の値が予想限界を超える場合に
起こります。校正の失敗の共通の原因は予想値と実際の値に大きな相違
が存在することです。この相違はラインでの信号の低下または他の原因
によります。このトラブルシューティングは、大抵の場合、校正の失敗
を解決します。
1. 外部デバイスから 4mA の信号を出力します。(詳細は外部デバイス
の説明書を参照してください。.)
2. 信号が 4mA であることを確認するためにデジタルマルチメータを使
用します。マルチメータを接続する最良の場所は出力配線が入力カ
ードに取り付けられている直前で出力配線がむき出しなった点です。
3. 出力が 4mA でない場合、出力デバイスで信号を校正します。
4. 出力を 20mA に変更して、同様に出力デバイスの校正を行います。
5. 出力デバイスの校正が終ると、出力配線を変換器の 4~20mA 入力に
取り付けます。
6. 外部デバイスから 4mA の信号を出力して、変換器の 4~20mA の入
力をその値に対して校正します。
7. 外部デバイスから 20mA の信号を出力して、 変換器の 4~20mA の入
力をその値に校正します。
8. 12mA の信号を使用して校正を確認します。
モジュール診断と試験メニュー
1. 設定値メニューからセンサの設定を選択します。
2. 診断/テストを選択します。
3. オプションを選択して、ENTER(入力)キーを押して、データを表示し
ます。
オプション
説明
モジュール情報
46
日本語
ソフトウェア バージョン
ブートローダー バージョン
ドライバ バージョン
シリアル番号
オプション
説明
信号
校正データ
センサ診断
1. 設定メニューから Sensor Diag(センサの診断)を選択します。
2. エラーリスト、警告リストまたはイベントリストを選択して、
ENTER(入力)を押してデータを表示します。
3. ENTER(入力)を押してセンサ診断メニューに戻ります。
電流(mA)
カウント
校正ポイント 1
校正値
校正ポイント 2
校正値
オフセット
傾斜