取り付け時の注意事項
重量ストラップがアンプの下を通り上部のヒートシンクフィンにかけてあります。 2
人の人がストラップを持ってアンプを発送用段ボールから楽に出すことができま
す。
設置および換気
• 適切に換気できるよう、 パワーアンプを専用の棚に設置してく
ださい。
• アンプ本体を平らで硬い水平な場所に設置してください。
• パワーアンプを関連オーディオコンポーネントへできるだけ近
づけて設置し、 相互接続ケーブルを可能な限り短く してくださ
い。
• 直射日光の当たらない、 乾燥した風通しの良い場所を選んでく
ださい。
• 適切に熱を放散できるよう、 本体上部と側面の周辺は少なく と
も3~4インチ(8~10センチ)の隙間を開けてください。
• 電源ケーブルやコードがねじれたり引っ張られたりしないよ
う、 アンプの背面には少なく とも6インチ (15センチ) の隙間を
開けてください。
• アンプが適切に放熱するのを妨げてしまうため、 本体を厚いマット
やカーペッ トの上に置いたり本体の上に布をかけたりしないでくだ
さい。
• 上部と底部にある通気口を塞いだり、 アンプへの空気の流れ
を阻害するような行為はしないでください。
• アンプ本体を背の低いコンポーネントの近くに設置しないで
ください。 パワーアンプは大出力電流を生成する能力があり強
力な磁場を発生させるため、 繊細なコンポーネントにノイズを
誘発します。
• パワーアンプを高温、 湿気、 蒸気、 煙、 過剰なホコリにさらさな
いでください。 ラジエーターやその他の熱を発する機器の近く
に設置しないでください。
電源要件
このアンプは工場で100、 115、 または230の交流電圧(50Hzまたは60Hz)による動
作で設定されています。 操作前に、 AC入力端子近くのリアパネルにある電力ラベ
ルに適切な動作電圧が表示されていることを確認してください。 販売地域での使
用を想定した、 着脱式IEC電力ケーブルが同梱されています。
本機を想定された電圧以外のAC電圧に接続すると、 安全上の危険や火災の原因
となることがあり、 本体に破損を生じることがあります。 お使いのアンプ向けの電
圧要件、 またはお住まいの地域の線間電圧についてのご質問は、 本体を壁のコン
セントに接続する前に、 マークレビンソン認定販売店にお問い合わせください。
警告
必ずオーディオシステムの全コンポーネントを適切にアース
してください。 「 接地リフター」 または 「チーター」 アダプタを使用し
て、 極性または接地タイププラグの安全機能を無効にしないでく
ださい。 これらを使用するとコンポーネント間に危険な電圧を生じ
させる原因となり、 ケガや製品への損傷につながる場合がありま
す。
N
536 モノラル / N
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デュアルモノラルアンプ/
取扱説明書
雷雨時や長期の不使用時には、 電源コンセントからアンプを外す必要がありま
す。
注意 : 本機を移動させる前に、 AC電源コンセントおよび本体リアパネルから電源コードを
外して電源を必ずオフにしてください。
操作状態
アンプには3つの操作状態があります :
• オフ : リアパネルの電源スイッチを使用するか、 またはリアパ
ネルから電源ケーブルを外して、 AC主電源を取り外します。
• スタンバイ : スタンバイモードは3つのうち1つのタイプに設定
できます。 グリーン、 パワーセーブ、 およびノーマル。
o グリーン: このモードではほぼすべての回路から電力を省き、 5V-12Vトリ
ガ経由、 またはスタンバイボタンを押すことのみで本体を駆動することが
できるようにします。 このモードでは最大限の節電を提供し、 工場初期設
定のスタンバイモードになります。 このモードではLEDは暗く点灯します。
o パワーセーブ: このモードではオーディオ回路から電力を省きますが、 コン
トロール回路には電力を通してコマンドを受け取る準備状態にします。 こ
のモードでは電力消費を抑えることができます。 このモードではLEDは暗
く点灯します。
o ノーマル: このモードではオーディオ出力をミュートしますが、 すべてのコ
ントロールとオーディオ回路に電力を入れた状態にします。 このモードで
は最小限の電力消費を提供しますが、 オーディオ回路が常時最適なパフ
ォーマンスを提供できるようにします。
• オン : 本体全体に電源が入り、 出力すべてがアクティブです。 本体
がオンの時、 フロントパネルLEDが赤色に常時点灯します。
グリーンまたはパワーセーブが選択されている時、 アンプもまたオートオフ機能
が有効となり、 オーディオシグナルやコントロール入力が20分間ない場合はスタ
ンバイモードに自動で切り替わります。 このオートオフ機能を回避するには、 ノー
マルスタンバイを選択するか、 プリアンプもしくはシステム内の他のコンポーネン
トから12V直流電力をトリガ入力に供給してください。 アンプの設定変更に関す
る詳細な情報は、 本説明書の 「設定」 の項目をご参照ください。