ドライブ・レターの競合 (Windows OS の場合)
システム要件
本書の「
」(3 ページ) で説明したように、DTVP は、ドライブ文字の割り当ての
「ギャップ」の直前の最後の物理ディスクに続く、2 つの連続したドライブ文字を必要としま
す ( 図
を参照)。ユーザープロファイルに特有のものであり、ハードウェアプロファイルそ
11.5
のものとは関係がないため、これはネットワーク共有とは関連しません。ですから、OS から
すると利用可能に見えるのです。
つまり、Windows はネットワーク共有や Universal Naming Convention (UNC) パスですでに使
用されているドライブ文字を割り当てることがあり、ドライブ文字の競合が発生します。競合
が発生した場合、管理者またはヘルプデスク部門にお問い合わせいただき、Windows の [ディ
スクの管理] にてドライブ文字の変更方法をお尋ね下さい (変更には管理者権限が必要です)。
図
マイ・コンピュータ
11.5 –
この例で言えば、DTVP はドライブ F: の後の最初の利用可能なドライブ文字である E: を使用
しています(E: がドライブ文字のギャップ前の最後の物理ディスクです。)ドライブ文字 G: は
ネットワーク共有であり、ハードウェアプロファイルの一部ではないため、DTVP は 2 番目の
ドライブ文字として G: を使用する可能性があり、不一致が発生します。
システムにネットワーク共有がないのに DTVP が読み込まれない場合、カードリーダーやリムー
バブルディスク、その他以前にインストールされているデバイスがドライブ文字の割り当てを持
ち続けており、結果競合が発生しています。
Drive Letter Management (DLM) は、Windows XP SP3、Vista および 7 では大幅に改善してい
るので、この問題が発生しないかもしれません。ですが競合を解消できない場合は、Kingston
の技術サポート部門まで詳細をお問い合わせください。
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文書番号 48000012-001.A02
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