4.0 ご使用の前に
1. 位置ずれの最大点を判断します。
2. ツールのリフトフックを位置ずれの最大点のボル
ト穴に差し込みます。フックをボルト穴と水平に
保持しつつ、ドロップレッグを緩めてパイプまで
下ろします。つまみねじを締め、レッグを固定し
ます。図2を参照してください。
図2 フランジへのツールの取り付け
3. 被駆動ウェッジが反対側のフランジに接するま
で、ハンドル付きねじを時計方向に回します。ド
ロップレッグの基部にある穴にストラップを通し
た後、ストラップの端部をバックルに通し、留め
金を閉じます。図3を参照してください。
図3 ストラップの取り付け
ストラッ
プ穴
ストラ
ップ
4. 正しい位置になるまでハンドル付きねじを時計方
向に回します。図4を参照してください。
警告:ハンドル付きねじには200 N [45
lbf.]を超える力をかけないでください。
過剰な力をかけるとハンドルが壊れる恐
れがあります。工具を使ってハンドルを回さないで
ください。
5. 位置合わせの終了後、フランジボルトを挿入し、
締めます。すべてのボルトを外した後(ツールの
リフトフックを挿入しているボルト穴を除く)、
手順1~4の逆でツールを取り外します。
図4 位置合わせ
ハンド
クランク
リフト
フック
つまみ
ねじ
ドロップ
レッグ
6. ツールをフランジから取り外した後、最後のフラ
ンジボルトを残りのボルト穴にはめます。
5.0 検査 - 整備
• 作業終了後、およびATM-2を再び使用する前に
は、ツールや付属品に欠陥がなく、使用可能であ
ることを確認する必要があります。
• 紛失または損傷した部品がある場合は、ツールを
再び使用する前に、できるだけ早く交換します。
• す べ て の 可 動 部 品 に は 定 期 的 に M o b i l g r e a s e
XHP™ 222 Specialグリースを塗ります。セクショ
ン6.0を参照してください。
• 使用していないときは、すべての部品をキャリン
グケースに戻します。
6.0 点検と潤滑
(次ページの図5参照)
手順1.
手順2.
手順3.
手順4.
メモ:Mobilgrease XHP™ 222 Specialグリースまた
は同等の良質の高荷重用ベアリンググリースを塗布
します。
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最大推奨作業力 = 200 N [45 lbf.]
ハンドルは必ず手で操作し、工具は
使わないでください!
ツールを作業台の上に置きます。
小 型のマイナスドライバーでサークリッ
プを外します。4mmの六角ねじ5本を外
します。
カ バープレートを外し、可動部品に汚れ
や錆びがあれば取り除きます。
構 成部品に磨耗や損傷がないか点検しま
す。必要であれば交換します。損傷がな
ければ、グリースを塗布し、1~4の逆の
手順で再び組み立てます。