TRIO6 BE
U s e r m a n u a l
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バーンイン
どんなスピーカーでも新品の状態からしばらくはバーンインする必要があります。TRIO6
Beのトランスデューサーはメ
カニカル・エレメントにより成立していますので、環境によりことなるものの、バーンインの時間は長い場合で数週間は
必要とすることをご了解ください。最初のうちは、あまり高いレベルの入力は避け、20時間位超低域周波数を含んだソー
スでランニングしてください。 バーンインが十分に完了し、トランスデューサーが安定してきたとき、最良のパフォーマ
ンスを発揮することができます。
設定および接続
1 - インプット
リアパネル上にバランス入力1系統が用意されております。
Pin1= グランド Pin2= 正相電圧 (ホット) Pin3= 逆相電圧 ( コールド )
2 - 入力感度
入力感度を +4dBu、-10dBV のいずれかに切替え可能です。+4dBu ポジションはプロフェッショナル・スタンダードに
基づくもの、-10dBv は一般的基準(アンバランス出力との接続など)になります。
3 - LF シェルビング
LF SHELVINGは20Hz以下の帯域のコントロールを行います。リスニングルームの反響がソフトな場合は+2dBに、特に
問題無い場合は0dBに、壁際や角にモニターを設置した場合は-2 dBに設定されることをお勧めします
4 - LMF EQ
中低域の帯域コントロールを行います。中央では160HzでQは1です。レンジは+/-3
dBです。この調整ではミキシング
コンソールの上に設置する場合などに有効です。ミキシングコンソールからの反射を軽減することができます。
5 - HF シェルビング
HF SHELVINGは4.5Hz以上の帯域のコントロールを行います。 リスニングルームの反響がソフトな場合は+2dBに、特
に問題無い場合は0dBに、高域が強い環境の場合は-2 dBか-3dBに設定されることをお勧めします。