ハートスタート MRx の電源をオフにして、RS-232 シリアル・コネクタをハートスター
2
ト MRx の背面にある RS-232 シリアル・ポートに差し込みます。プラスチック製のコネ
クタ固定アタッチメントが所定の位置にあることを確認して、 ピンをねじ込みます。 図
2 を参照してください。
LAN ケーブルをハートスタート MRx の背面にある LAN ポートに差し込みます。図 2 を
3
参照してください。これで、ハートスタート MRx の電源を入れてワイヤレスリンク・
オプションを使用できます。
図 2
注意 : 臨床での使用の前に正しく転送できることをテストするために、 サンプルデータを作成し、
稼働中の Telemedicine System または Data Messenger へ送信する必要があります。 サンプルデー
タは、実際の患者データと混同しないように、テスト完了後に必ず Telemedicine System また
は Data Messenger から削除しておいてください。
ワイヤレスリンクによるデータの送信
ワイヤレスリンクを使用して、患者ケア中またはイベント後にデータを送信できます。イベン
ト中は 12 誘導または Periodic Clinical Data(PCDT)を送信できます。イベント後はイベント・サ
マリーなどを送信できます。データ送信の詳細については、 『ハートスタート MRx 取扱説明書』
の「データ転送」の章を参照してください。
注記 : 事前にワイヤレスリンクが接続されている場合は、通常ハートスタート MRx の電源投入か
ら約 90 秒でワイヤレスリンクを使用してデータを送信できる状態になります。IT 環境や設
定によってはさらに時間がかかる場合があります。ワイヤレスリンクの準備が完了する前
に臨床モードで 12 誘導転送を開始すると、ハートスタート MRx では 30 秒以内にデータ送
信が再試行されます。
転送が正しく行われるかどうかは、公衆 / 私設通信ネットワークの可用性によりますが、そ
の他の要因の影響によっても左右されます(特にセルラー通信の場合) 。このような要因に
は天候、地形、送信場所、セルラー通信サービスの可用性、エリア内のセルラー通信サー
ビス利用者数、セルラー通信サービスプロバイダとの加入契約内容などがあり、またこれ
らに限りません。通信ネットワークを介したデータ転送は、このような通信ネットワーク
の使用に付随して保証されるものではありません。データ転送の中断や不成功などの不測
の事態に備えた対応策を必ず用意しておいてください。
ハートスタート MRx からデータを送信する手順は、 WiFi 経由で送信する場合もセルラー方
式のブロードバンド通信経由で送信する場合も同じです。
イベント中に 12 誘導モードから現在の 12 誘導を送信するには:
12 誘導モードで、メニュー選択
1
ナビゲーション・ボタンを使用して
2
ます。
ワイヤレスリンクの接続
ボタンを押します。
誘導を送信
を選択し、メニュー選択ボタンを押し
ワイヤレスリンク
133