RhizoLoc を最適なフィ ッ トで確実に装着いただく ために、 製品
が適切な形状に整えられているかどうかをお確かめになり、
さらに必要な場合は、 専門技能者
合うよう形状を修正してもらってく ださい。 ( 初めて装着すると
きの) マッチングと使用始めの指導は、 必ず、 熟練した専門技
能者の方が行ってく ださい。
手首関節ベルトの外側に、RhizoLoc のタグが縫い込んであ
り、 そのタグに製品名、 サイズ、 メーカー名、 お洗濯の方法、 CE
マーキングの情報が 記載されています。
例えば、 圧迫療法の一環で、 ( アームストッキングなど) 他の製
品と組合わせるときは、 事前に、 かかりつけの医師の方の承
諾をいただいてく ださい。
痛みが増したり、 ご自身のお体で極端な変化が見られた場合
は、 直ちに かかりつけの医師の方にご相談 く ださい。 不適切
な使用、 または用途外の使用をされたときは、 製造物責任に
かかわる責任を負いかねます。
この製品は、 薬品、 軟膏、 ローションで、 油脂や酸を含むものと
接触させないようにしてく ださい。 製品は改造しないでく ださ
い。 改造なさった場合、 製品の働きが低下するおそれがある
ほか、 製造物責任にかかわる責任を負いかねる場合がありま
す。
全身の体組織に影響が及ぶ副作用につきましては、 現在に至
るまで、 報告されておりません。 ただし、 それには適切にご使
用、 ご装着いただく こ とが前提です。
RhizoLoc は、 きつく締め付けすぎると、 局部的な圧迫症状に
つながるおそれがありますので、 過度の締め付けはおやめく
ださい。 まれな症状ですが、 血管や神経の狭窄が起こるとき
があります。 こ う した症状の場合は、RhizoLoc のベルトを緩
め、 さらに、 必要な場合は、 お使いの RhizoLoc のサイズをチェ
ックしてもらってく ださい。
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1
専門技能者とは、 こ う した人々に対して適用される法令等により、 義肢装具の
マッチングと使い始めの指導を行う国家資格が与えられた方であれば、 もれ
なく該当します。
1
の方に依頼し、 体の線に
禁忌症例
疾病に起因する過敏症につきましては、 現在に至るまで、 報告
されておりません。 疾病のパターンが以下に挙げるような場
合、 こ う した補助具の装着および着用は、 必ず かかりつけの
医師の方と ご相談になってから、 お知らせ下さい。
・ 体の養生する部分の皮膚病または皮膚の負傷で、 特に炎
症がある場合、 瘢痕が隆起して、 腫れ、 発赤、 高熱を伴う
場合
・ 腕または手の感覚障害または運動障害、 例えば、 糖尿病
の場合など
・ リンパ排液障害、 装着したサポーターから離れた部位に、
不明瞭であっても軟組織のリンパ浮腫が見られる場合を含
む
使用上の注意
RhizoLoc を装着する
A−手首関節ベルト、 B−親指ベルト、
C−親指ストラップ
RhizoLoc で、 2本あるベルクロベルトのベルクロを両方と
1
も開きます。 両方のベルクロベルトを緩めます。 このとき、 いず
れのベルトもガイ ドリングから抜いて外さないようにします。
養生する親指に RhizoLoc を装着します。 続いて、 下側にあ
2
る手首関節ベルトに手を、 上側にある親指ベルトに親指をそ
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れぞれ通します。
手首関節ベルトを閉じます。 その後、 親指
ベルトの片側を親指ストラップと隣り合わせにして、 この親指
ベルトを閉じてベルクロを貼り合わせます。
を固定する程度は、 リハビリの進行状況に応じて親指ストラ
ップで調節できますが、 この調節は、 かかりつけの医師の方
から承諾を得た上で行ってく ださい。
使用上の注意
RhizoLoc を外す
親指ベルトと手首関節ベルトのそれぞれで、 ベルクロの貼り
合わせを開きます。 手を下方へ引いて RhizoLoc から抜きま
す。
お洗濯にあたっての注意
ご注意いただきたいこ と : RhizoLoc は、 ( 例えば、 暖房器具、
直射日光、 車内で保管するなど) 高温の熱に直接さらすこ と
は、 決してなさらないでく ださい ! 高温の熱は、 素材を傷める
原因になるこ とがあります。 素材が傷めば、RhizoLoc の効能
が低下するおそれがあります。
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親指MP関節
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