マルチ ・ チャンネルのオーディオとして使用する :
複数のCCM7シリーズ ・ スピーカーを、 マルチ ・ チャンネ
ルのオーディオ ・ ビジュアル ・ システムで使用する場合、
フロントおよびセンター ・ スピーカーは、 スクリーンの正
面から約0.5m (20インチ) の所に設置してください。 セ
ンター ・ スピーカーはスクリーンの中央ライン上に、 フロ
ント ・ スピーカーは、 それぞれスクリーンの側面から約
0.5m (20インチ) の範囲でスクリーンの横に設置します。
サラウンド ・ チャンネルのCCM7シリーズ ・ スピーカーは、
リスニングポジションの真後ろと両サイドに設置します。
どのスピーカーもコーナーへの設置は避けてください。 ま
た、 それぞれのフロントおよびサラウンド ・ スピーカーの
周辺の音響環境が同じになるようにしてください。 上図は
その応用例です。
注 : 異なる音響環境とは、 例えば一方が裸壁で、 もう
一方が厚いカーテンの掛かった窓のような状況を指
します。
すべての場合において、 CCM7シリーズ ・ スピーカーは、 ト
ゥイーターがリスニングエリアに向く ように設置してくだ
さい。 スピーカーの向きは、 取り付けたバックボックスの
方向で決まります。 セクション4をご覧下さい。
注 : CCM7シリーズ ・ スピーカーの拡散機能は、 センタ
ーまたはレ フト、 ライト、 およびサラウンド ・ チャンネル
で使用できるよう調整することができます。 この拡散
は、 クロス ・ オーバーにあるスイ ッチで調整できます。
詳細は4.7項をご覧ください。
注 : 天井埋め込み式スピーカーの取り付けの性質上、
音響的に最適な位置にスピーカーを配置できない
こともあります。 この場合は、 できる限り最適な位置
に近くなるよう設置してください。 必要であれば、 お
近く のBowers & Wilkins販売店までお問い合わせ
ください。
注 : CCM7シリーズのドライブユニットは漏洩磁場
を発生させます。 例えば、 ブラウン管画面や磁気カー
ドなどの磁気に弱い物は、 スピーカーから0.5m (20
インチ) 以上離してください。 LCDと有機ELディ スプ
レーとプラズマディ スプレイは磁気の影響を受けま
せん。
4. 取り付け
取り付けは、 以下の手順で行ってください。
4.1 付属の切り取り用テンプレートを使用して、 天井に
切り取り線を入れます。 切り取り線が正確に332mm ×
332mmになっていることを確認してください。 適切な工
具を使用して切り取り線に沿って天井を切り、 正方形の
開口部を作ります。
注 : 天井の内部、 開口部の横にはバックボックスのク
ランプが完全に回転できる十分な空間20mm
(0.79インチ)を確保してください。
注 : 天井のガタつきやブンブンという騒音が出るのを
避けるため、 スピーカー用の開口部の近く のスタッ ド
とシートロックの間に粘着性マスチック剤を塗って
ください。