4.2 天井のスペースに既にスピーカーケーブルがある場
合は、 開口部からケーブルを下に引き出します。 スピーカ
ーケーブルがまだ取り付けられていない場合は、 この段
階で取り付けます。 天井スペースにケーブルを配線するた
め、 上の階から作業しなければならない場合があります。
スピーカーのバックボックスに接続しやすいように、 開口
部から適切な長さのケーブル1.0m (40インチ)を出して
おきます。 出しておくケーブルが長すぎると、 天井スペース
に戻した際に天井のガタつきやブンブンという騒音が出
る原因になるので注意してください。
注 : 必ず高品質で抵抗の小さいスピーカーケーブルを
使用してください。 アンプからスピーカーまでのケーブ
ルの長さが5.0mを超える場合は、 スピーカーケーブ
ルの抵抗が小さいことが特に重要となります。 必要で
あれば、 スピーカーケーブルの選定についてお近く の
Bowers & Wilkins販売店にお問い合わせください。
4.3 CCM7シリーズ ・ スピーカーのバックボックスには
安全フックが付いています。 このフックに安全チェーンま
たはケーブルを取り付け、 スタッ ド (梁) などの天井内部
の構造物に固定することができます。 安全フックの使用
を強くお勧めします。 上図は安全フックの使い方を示し
ています。
4.4 スピーカーケーブルを、 バックボックス側面のスプリ
ング端子に接続します。 まず、 ケーブルをストレインリリー
フ ・ バーの周囲でループにします。 そして、 もう一人がバッ
クボックスを支えている間にケーブルを接続します。 上図
はケーブルの接続を示しています。
スピーカー接続の極性が正しいことを確認してください。
アンプのプラス端子に接続されたケーブルは、 バックボッ
クスの赤いスプリング端子に接続します。 同様に、 アンプ
のマイナス端子に接続されたケーブルは、 バックボックス
の黒いスプリング端子に接続します。
注 : 既にケーブルがアンプに接続されている場合は、
ケーブルをバックボックスに接続する間、 アンプの電
源スイ ッチを切っておいてください。
4.5 接続が完了したら、 バックボックスを持ち上げて天
井の開口部の中に入れます。 この段階でバックボックスの
向きを調節します。 バックボックス ・ フランジの赤い矢印
がリスニングエリアに向く ようにしてください。
すべてのクランプが格納されていてバックボックスを開口
部に通せることを確認し、 バックボックスを持ち上げて、
フランジが天井と同一平面になるようにします。 ケーブル
を挟まないように注意してください。 一人がバックボック
スを定位置で支えている間に、 もう一人が8個のクラン
プ ・ ネジを締めます。 上図はバックボックスの挿入方法を
表しています。