エンジン始動とならし運転 (ブレークイン)
1.
キャブレターの調整ネジは触らないで行います。
2.
シャシーを台の上に置いてください。
3. 燃料タンクに燃料を入れます。
4. マフラー出口を指でふさいでリコイルスターターを 5〜6
回引いて燃料をキャブレターに送り込みます。
5
5.
のグロープラグにブースターコード又はワンタッチプ
ラグヒートを使って通電 (赤熱) させ、
ターをすばやく連続して引きます。
*エンジンがかかりにくい場合は、 TH サーボを手で動か
しキャブレターを少し開けてください。
注意: リコイルスターターを目一杯引く (30cm 以上) と
ロープが切れる恐れがあるので注意してください。
6.
10 回ほどリコイルスターターを引いてもエンジン始動で
きない場合は 4. の動作から繰り返してください。
7. エンジンが始動したら送信機→受信機の順でスイッチを
入れ、ブースターコードを外し送信機のスロットルを
ON-OFFしながら2タンク分の燃料が無くなるまで台の
上で回します。
8. 3 タンク目の燃料をタンクに入れます。
3
のニードルバルブを ½ 回転締めます。
9.
ニードルバルブ
½
回転締める。
4
のスロットルストップスクリューを ¼ 回転緩めます。
再度エンジンを始動し、 台から降ろして走行してください。
10.
11. 1 タンク走行させるごとに、 ニードルバルブを 30 ずつ
しめ込んでください。
注意: ハードな走行にはもう少しシビアな
の調整が必要になります。 エンジンヘッドの温度を測定
しながら 140℃を超えないよう行ってください。
12. 温度計が無い場合はオーバーヒートさせないように
3
ニードルバルブ調整時の締め過ぎに注意してください。
ニードルバルブは全閉より約 2 回転戻した位置が
ほぼ正常位置となります。 それ以上締めるとエンジンの
破損の恐れがありますので注意してください。
注意: エンジンの調整は全て走行させながら行ってください。
タイヤを空転させての空ぶかしはエンジン回転数が
上がり過ぎるためエンジン破損の恐れがあります。
6
リコイルスター
閉
3
ニードルバルブ
開
4
スロットルストップスクリュー
¼ 回転緩める
30
3
ニードルバルブ
3
ニードルバルブ
使用後の手入れ
*
走行を終了する場合、 燃料タンク内に残った燃料は全て抜
いてください。
*
エンジン内部も同じように燃料を抜いてください。 内部に
燃料が残ったまま、 長期間そのままにしておくと次回使用
する時にエンジンが始動しにくくなりますので注意して
ください。
*
エンジン外部の汚れは、 洗浄スプレー又はメタノールを使
ってブラシ等で落としてください。 尚、 作業中は火気に十分
注意してください。
ガソリンやシンナーなどは、絶対に
使用しない。火災の原因になります。
警告