AUSTRIALPIN EA60HH Manual De Instrucciones página 31

急傾斜な氷を登るために設計されたブレードは、 シ
ャフトを引く方向以外には加重しないで下さい。 打
ち込んだ状態でシャフトをねじるとテコの原理で強
い負荷がかかり、 ブレードが曲がったり破損するお
それがあります！
氷に深く突き刺さったブレードは、 打ち込んだ方向
の反対に引いたり、 上下に動かしたり、 手のひらでハ
ンマーヘッドあるいはアッズを上方向に叩いたりし
て引き出して下さい （決してねじらないことfigure
4参照） 。 反対に、 チューブピックはアイスツールを
軽くねじって氷から取り出して下さい （注意！決して
上下方向に曲げないこと） ！
使用時の気温：
本製品の継続使用温度は、 （乾燥した状態
で） −30℃から＋40℃の間です。
製品寿命：
警告： たった一度の使用で製品が使用不能にな
るケースが稀にあります （化学薬品との接触、 極
端な高温や低温、 塩分や酸を多く含んだ環境での
使用、 鋭角な箇所、 激しい落下や強い負荷が加わ
った場合） 。
使用可能期間は、 使用方法、 使用頻度、 そして外的
要因に影響を受けます。
最善の方法で保管された未使用品の最大使用期間
は10年です。 実際の使用可能期間は、 廃棄の基
準 （以下の 「廃棄」 を参照のこと） が該当するまで
で、 使用頻度や使用環境、 使用者の技術レベル、
製品の保管やメンテナンスなど、 様々な要因に左
右されます。
廃棄：
下記のような現象が発見された場合、 早急な破棄
をお願いします：
- 点検項目に該当した場合 （使用前、 使用中さら
に定期点検の際） 、 強い負荷がかかった場合 （有
資格者が続けて使用しても問題なしと判断した場
合はのぞく）
- 使用期間が不明確な場合
- 金属部分に損傷、 変形あるいは著しい摩耗が確
認できる場合
- 化学薬品や電子機器に長い間触れていた場合
- 製品の信頼性に何らかの不安を感じる場合
- 経年劣化の場合 （法令や基準、 技術規定の変更、
他の製品との不適合性等）
アイスツール、 特にピックには多大な負荷がかかる
ため、 定期的に交換する必要があります。
廃棄対象となった用具は、 再使用のリスクを避ける
ためにもすみやかに廃棄して下さい。
改造と修理：
製品本来の状態に改造が加えてあったり、 製品の
一部が取り外されている場合、 製品の安全性が著
しく限定されてしまいます。 製造者が書面で推奨す
る以外のいかなる改造も、 追加で部品を付け加え
ることも一切禁止致します。
モジュールタイプのブレードとピックは研ぎ直しが
できます。 ブレードもシュピッツェも、 さらにピック
の歯も必ず手で研いで下さい。 マーキング箇所を越
えて研ぎ過ぎないで下さい。 figure 5参照チュー
ブピックの場合、 まずは紙ヤスリで刃まくれを注意
深く取り除いた後、 鉄工ヤスリを使って研いで下さ
い。 金属は必ず内側から研ぎ、 外側からは決して研
がないで下さい。 また、 金属は決して加熱しないで
下さい！ figure 6参照
保管と輸送、 お手入れ：
常温 （−10℃から30℃まで） の乾燥した場所で直射
日光を避け、 押したり引っ張ったりなどの機械的な
過重のかからない状態で保管して下さい。 化学薬品
とは分けて、 さらに塩分や酸の多い環境を避けて保
管して下さい。 継続的に振動のかかる場所での保
管も避けて下さい。 保管および輸送の際は、 保護用
バッグあるいは （接触して腐食するリスクを避ける
ため） 下地が非金属の専門容器をご使用下さい。
洗浄：
製品が汚れた時は、 ぬるま湯で （必要があれば中
性せっけんを使って） 洗って下さい。 洗った後はよ
くすすいで下さい。 必ず室温で乾かし、 決して乾燥
機を使用したり、 暖房器具のそばで乾かしたりし
ないで下さい。 ハロゲンを含まない通常の殺菌剤
であればご使用いただけます。 金属部分のジョイ
ント部分は定期的に、 特にお手入れ後は乾性潤滑
剤を塗ってメンテナンスして下さい。 ただし、 埃や
塵がつかないように、 完全に乾かしてから塗るよう
にして下さい。