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遠心分離
EN / IEC 61010-2-020 では、遠心分離機作動中は人および危険な物質や物体が遠心分離機周辺 300 mm の安
全範囲内にあってはならないと定められています。
各回の遠心分離終了後、蓋がロック解除されている間に、残りの作動サイクル数(遠心分離回数)が短い間
表示されます。
例:
RPM
>RCF<
t/min:s
ローターの装填においてローター間の許容荷重差を超過した場合、遠心分離の実行は起動時に中止され、
ディスプレイに次のように表示されます:
>RCF<
RPM
t/min:s
STOP
OPEN
遠心分離は
キーを押すことでいつでも中止できます。
遠心分離中に遠心分離パラメータを選択して変更することができます。ただし、変更した値は現在の遠心分
離にのみ適用され、保存はされません。
RCF
キーでは RPM 表示 (RPM) と RCF 表示 ( RCF ) を随時切り替えられます。RCF 表示 ( RCF ) の場合
には、遠心半径を入力しなければなりません。
以下が表示されます:
>RCF<
RPM
t/min:s
この場合、遠心分離機は蓋を開けなければ作動を再開しません。
操作エラーおよび誤動作と表示されます(「誤動作」の章を参照してください)。
•
電源スイッチを入れます。スイッチ位置 「Ι」。
•
ローターを装填し、遠心分離機の蓋を閉めます。
16.1
事前設定した時間で遠心分離するには
• 必要に応じてキーを押して RPM 表示
RCF
(RPM) または RCF 表示 ( RCF ) を有効
にします。
↓
• 希望する遠心分離パラメータを入力します(「遠心分離
パラメータを入力する」の章を参照してください)。
↓
• キーを押して遠心分離を開始します。
START
PULSE
遠心分離中は、ローター速度または結果
的な RCF 値と残り時間が表示されます。
↓
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例:
RPM 表示 (RPM)
RPM
>RCF<
t/min:s
RPM
>RCF<
t/min:s
RPM
>RCF<
t/min:s
JA
例:
RCF 表示 ( RCF )
RPM
>RCF<
t/min:s
RPM
>RCF<
t/min:s
RPM
>RCF<
t/min:s
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